あなたの下の名前 カタカナと出会ったのは彼女が10歳ぐらいのときだ。
その時は戦を止めるため、デルキラ様が怪我をし、病院に来た時だった。
医者や看護師から黒病という病気をもった子供がいると伝えられた。
デルキラ様はその子が気になり医者に聞いたが移るからダメだと教えて貰えなかった。
だが少し、病室に向かう途中で看護師が子供に酷い言葉を言っているところを見てしまった。
デルキラ様も気づいたようだ。
その後病室につき、準備をしてから彼女の元へ行こうとしていたら、僕たちのいる病室にいた。
一目見て、この子は酷い扱いを受けたんだとわかってしまった。
デルキラ様に調べて欲しいと言われ調べていた。
そんな中でもたまに会いに行けば満面な笑みで迎えてくれた。
そして、
と今日あったことを楽しそうに話す。
でも、デルキラ様が退院して、ほとんど会えなかったが別の13冠が行った時はみんなでどうだったか話を聞いていた。
だがある日、病院に行けなくなった。
デルキラ様のその言葉で13冠全員で病院のこと、家族のことを調べあげればビンゴ。
そして、16歳の誕生日にデルキラ様と夜に会う約束をしたらしい。
デルキラ様からも話の内容を聞いて心を痛めたが17歳の誕生日にプレゼントで僕たちの子供になるというサプライズを用意していた。
だけど当日。
彼女は血を吐き、死んだ。
みんな、それから数日間寝込んでいたが家族と病院は捕まえた。
そんな彼女が数百年ぶりに帰ってきた。
幽霊となって、笑顔という仮面をつけて、デルキラ様と僕たちとの約束を守るために。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!