ハグリッドは大きな握り拳を振り上げて
城の扉を三回叩いた 。
扉がパッと開いた 。エメラルド色のローブを着た
背の高い黒髪の魔女が現れた 。
とても厳格な顔をつきをしており 、
この人には逆らっていけないと皆が直感した
“ マクゴナガル 先生は扉を大きく開けた
一言で云えば全てが大きかった 。
マクゴナガル先生について生徒達は石畳の
ホールを横切った 。
生徒達は窮屈な部屋に詰め込まれ
不安そうにきょろきょろしながら寄り添って立った
その後も少しの説明が続いた 。
簡単にいえば
寮は四つあるということ 。
グリフィンドール 、ハップルパフ
レイブンクロー 、スリザリン
そして 、善い行いは得点が入り
規律に違反したら寮は減点するという
学年末には最高得点の寮に名誉のある
寮杯が与えられる 。
と 、いうことらしい
マクゴナガル先生は一瞬 。
蛙の男の子のマントの結び目が右耳の下の方に
ずれているのに目をやり 。
赤毛の男の子の鼻の頭が汚れているのに目を止めた
生徒達はそわそわと身なりを整え始めた
少年は眠そうに目を細めて
生徒達の中に紛れ込んだ 。
マクゴナガル先生が居なくなるや否や
皆は小さな声で話し始めた 、
どーやって寮を決めるのか やら
試験でもするのか 、やら
少年は 、マクゴナガル先生が来るのを待っていた
厳しい声がした
ゴーストが一人ずつ壁を抜けてふわふわ出ていった
生徒達は部屋を出て重い足取りで歩いた 。
そして 、二重扉を通った大広間にはいった
そこには 、不思議な光景が広がっていた
何千という蝋燭が空中に浮かんでおり
四つの長テーブルを照らしていた
少年は先生方が座っている席をちらっと見詰めた
少年は声を漏らすが 、ゆっくりと前を向いた
すると 、四本足のスツールの上に帽子がおかれた 。
帽子がぴくぴく動き 、つばのへりかの破れ目が
口のように動き歌いだした
・・・・
歌が終わると広間にいた全員が拍手喝采をした四つの
テーブルにそれぞれお辞儀して帽子は再び静かになった
少年はじっと帽子を見詰めていた
、すると帽子は片目を開きウインクした 。
少年は小さく溜め息をついた















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!