※🔞表現アリ
固まっていると、兵長は私の手首を掴み、
立場を逆転させる。
…そう
今は、私が兵長を壁ドンしている構図になったのだ。
………まぁ身長足りなくて、半分寄りかかってるみたいだけど
逃さないと言わんばかりに腰に手を回され、
もう後には引けない状況。
目上には、神様が生み出した最高傑作のご尊顔が
こちらを見て楽しそうに微笑んでいる。
…この顔に、3回もキスしろと…???
いくらなんでもおこがましい………
てか恥ずかしィッッッ!!!!!!!//////
顔は真っ赤、目は泳ぎまくり、心拍数は異常に速くて、
頭が回らなくなってきたとき。
…とあることに気づいた。
ドクン、ドクン、ドクン…
兵長の胸板に触れている手から感じたのは、
自分と同じぐらい速い鼓動。
…へ、兵長も、ドキドキしてる?
私だけじゃない…?
そんなの…
そんなのッ…!!!
そう言い、そっと綺麗な頬に手を添える。
もちろん、私も目を閉じて。
…そして
触れる程度のキスを、1回
照れながら、一瞬離して2回目
…そう思い、もう一度触れようとした瞬間
突然、頭を押されられ、兵長から
触れるどころじゃないキスをされ始めた。
…そう、ほんとに触れるどころではない。
反射的に後ずさったが、頭と腰を固定され
逃げられない状況になった。
兵長は、キスの角度を変えながら舌を動かし続ける。
…もちろん、頭の中は大パニックだ。
心の叫びが通じたのか、兵長は口を離してくれた。
…その後、なぜか私の顔を隠すように
自身の胸板に押し付ける。
兵長はそう言いながら、私を女子寮の方へと押して
男子寮に戻っていった。
困惑しつつも、同じく女子寮に戻る。
兵長…アレ、私の反応楽しんでたのか…///
くそっ…!!!///
ちょっとでも、嬉しいと思ってるのが悔しいッ…!!!//////
こ、これ…
…確実に…
その日
私には、初めて「黒歴史」というものができた。
一方、男子寮では…
104期生(男)、牽制済。
兵長キス中は絶ッッッ対に目開ける
絶ッッッッッッッッッッ対。譲れません
あのキャラ別行為中の手の握り方みたいなの
たまに流れてくるけど
ああいうのホンッッッッットにだーーーーーい好き












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。