※メンヘラ、ヤンデレ注意
ある日からストーカーをされるようになった。
いつも登下校になると、毎回のように後ろにいる。
そのため、友達と帰るようにしているのだが、
友達といるとストーカーは、出てこない。
友達からは「気のせいだったんじゃない?」と
言われ、今日は一人で帰っていた。だが、
やっぱり一人だとストーカーはいる。急に
走って逃げようとしても追いつかれるかもしれない。
私は思いきって、ここから近くの家の後輩くん、
倫太郎の家に行くことにした。何回か遊びに
行ったことがあるのでわかる。倫太郎の家に着き、
インターフォンを押してみるが、いないのか
出てくる気配がない。しばらくしてから、後ろから
誰かの手が肩に置かれた。ストーカーかも、と
思い、バッと振り返ると、そこに倫太郎がいた。
今、ちょうど帰ってきたのだろうか。
中に入ると、倫太郎が飲み物を用意してくれた。
そして、こっちをずっと見てくる。
……あれ、私、✕✕くんと△△ちゃんとこと話したっけ
倫太郎がこちらに来るが、何もできない。
何も考えられない。倫太郎がすとーかー、?
…優しくて頼ったら呆れながらもしてくれる。
倫太郎が、?
いつの間にか倫太郎は目の前まで来ていて、
私は彼に手首を掴まれ、グイッと引っ張られる。
そして背中が壁につく状態になった。頭の横には
倫太郎の腕があり、逃げられない。いわゆる
「壁ドン」だが、そこに甘い雰囲気は、なかった。
角名くんには、メンヘラであってほしい…(願望)














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!