少しトコトコと歩いて先に進むも嫌な予感は消えず、静けさがますだけ。
嫌な予感は天辺までたどり着き、先行していた悠里、ラノ、樹里に戻れと命令する
戻ろうとする3人に最悪なことが起こる
グラッと地面が揺れ悠里たちはバランスを崩しかける
その一瞬の隙が致命的になってしまった
縄か?!そういうことか!
と気付くより前に動き出していた
その縄は悠里、ラノ、樹里の両足に絡む…
ジャンプで手を伸ばすも後数センチで届かなかった
次の行動を起こそうとする頃には皆は上に連れ去られてしまった
樹里、ラノ、悠里は同時に腰のナイフを抜き放ち切ろうとするが
切れた縄の中から出てきたのは金属だった
天井で止まった悠里たちの体は宙吊り状態
あの状態だとやばそうだ
天井が空いた!?
樹里、ラノ、悠里
「キャー!!!!」
3人を引き上げると天井が閉まってしまった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!