あなたの下の名前side
はぁぁぁぁぁぁ…
辰哉くんに告白したいけど…
やっぱり勇気が出ない
今日は朝早く学校に来て勉強しています!
でも勉強は手に付かず…悩んでおります
すると、
廊下を歩く辰哉くんを発見した
私は見に行ってみることにした
……………
そこは本城さんの教室だった
まさか…
告白?
そうだ…きっと告白だ、
これじゃ勝ち目ないじゃん…
私がうじうじして告白できずにいたから…
…情けない
私はその場から去った
…………
辰哉side
なんだろな…話って
沙良が俺を好きだなんて…
すごく嬉しいけど…
俺の好きな人は…
…………
沙良side
あーあ、私の初恋終わっちゃったなぁ…
辰哉くんは本当に優しくて…
私の家柄を気にせず接してくれた
でも薄々分かってた
辰哉くんは私なんか眼中にないこと
畠山さんが好きだってこと















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!