第3話

事の発端
150
2024/04/15 13:16
私はあなた
私の母は私が物心着く頃にはもう居なかった
そんな中私の父は私を捨てたりせず、今までずっと男手ひとつで私を育ててくれた
決して裕福な家庭ではなかったけど父が色々してくれたお陰で特に不自由もなく暮らしていた



















時は流れ、私は高校を卒業し、就職をして早2年
あなたの名字父
なぁあなた
(なまえ)
あなた
ん?
あなたの名字父
お前に頼みがある
(なまえ)
あなた
なに?
あなたの名字父
実はな…父さんの会社と取引をしている会社があるんだ
あなたの名字父
そこの会社の社長さんには一人息子がいるらしい
あなたの名字父
全然外に出ないらしくてな…"人に会ったら変わるかもしれないから同世代の子に1回会って見てほしい"って言われてな…
(なまえ)
あなた
(なまえ)
あなた
そこの会社って𓏸𓏸会社?
あなたの名字父
あぁ、そうだ
あなたの名字父
この前話す機会があって『うちにも娘がいる』と伝えたら頼まれてな……
(なまえ)
あなた
……いいよ
あなたの名字父
本当か!?
(なまえ)
あなた
うん
あなたの名字父
じゃあ来週の日曜に自宅へ伺いに行くぞ
(なまえ)
あなた
分かった
𝐧𝐞𝐱𝐭…『お初目にかかります』

プリ小説オーディオドラマ