第3話

3話
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2022/03/16 09:00












「葛葉.....」








『ん..けーり』








『とりあえず出かける準備しろ』












「え?」















『ほら早くしろって』












「わ、分かった」
























あなたの車でとある場所に行った















何処へって?そりゃ〜ホームセンターでしょ


















「ここで何買うの?」


















『んあちょっと待ってろ..えーっと』














『手袋、ノコギリ、発泡スチロールの箱、ブルーシート、あと匂い消し?ってやつ』













「葛葉...それって....」















『だから言ったろお前を1人にしないって』

















『俺らは共犯分かったか?』


















「ぅん..ごめんね..」



















『わーったから泣くな俺がやりたくてやってんだから』




















『さっさと買って作業死体処理しちまおうぜ』

























俺達は道具を買って早足で帰宅した



























『あなた風呂場にブルーシート貼ってきて』







「分かった」








『とりあえずコイツ持ってかな』








『よいっしょッ!』









『おっも!あなたに手伝って貰わねぇと持てねぇな』












「葛葉...出来たよ...」












『お、丁度いいあなた足の方持って』















「分かった」



















『「せーの」』








2人でやっと風呂場まで持っていくことが出来た


















彼氏を浴槽に入れて解体の準備をしていた時














あなたは何故が少し寂しそうな目をしていた






















『あなた』



















「なに..葛葉」



















『いや..何でもない』





















「そう....」








































あなたsibe








































数時間前まではこの手には温もりがあった



















でもその温もりを私が奪ってしまった






















どうしてこんなことになったんだろう






















でも...私のせいじゃないよね





















考えることをやめて私は葛葉と一緒に作業を始めた






















『まずはどこから始めるの?』















私はそう聞くと葛葉はニッコリと笑いながら





















「そりゃ〜頭っしょ!」
















「て事であなたはコイツの頭抑えてて」






















『わ..分かった』





















最初はすごい怖かった


















ちゃんと出来るか不安だった























ましてや死体の解体なんてした事ないし














でも
















葛葉が一緒だったからしばらくしたらそんな不安がどこかへ行ってしまった






















「とりあえず頭、腕、足ってやったし次は腹ん中の臓器か」















「どうやって処理すっか」




















『あ、ちょっとまってて』




















「んあ?分かった?」























そう言って私はとあるものを持ってきた




























『これとかどう?』

















『これでぐちゃぐちゃにして魚の餌にするのはどう』
















「うはっ〜こりゃとんだサイコパスだ」
















私が持ってきたのは"ミキサー"

























「それじゃあ取り出しますか〜」























なんて軽々言っていたけど葛葉もきっと辛いんだよね


















葛葉にばっか頼ってないで私も率先してやらないとね


































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