第101話

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2026/04/18 09:00 更新












轟 春灯
私から、皆さんに
伝えなきゃいけないことがあります


峰田 実
なんだよ急に、改まって !!
葉隠 透
怖い怖い… !!



  教卓の横に立って、
  ジッとこちらを見つめる皆。

  私は大きく息を吸って、ゆっくりと話し始める。






















轟 春灯
私は、雄英を出ます
「「 え… !? 」」





轟 春灯
私は公安の仮免ヒーローとして、
皆さんの護衛を任され、雄英に来ました
轟 春灯
だけど、決戦前の皆を見て
もう護衛する必要はないと判断しました

轟 春灯
公安、雄英とも話し合い、決定したことです









轟 春灯
だから今日で、皆さんとはお別れです

轟 春灯
1年間、たくさん迷惑かけてごめん
轟 春灯
1年間、仲良くしてくれてありがとう








轟 春灯
皆さんとの思い出は一生の宝物です














上鳴 電気
待て待て待て !!
上鳴 電気
俺は了承しねぇよ !!
春灯がいなくなんのは……
芦戸 三奈
私も !! 絶対絶対許さないから !!
瀬呂 範太
何で俺達には相談しなかったんだよ !!


轟 春灯
ごめん











轟 春灯
でもさっ、大丈夫 !!
一生の別れなんかじゃないよ !!

轟 春灯
皆が、立派なヒーローになってくれたら
轟 春灯
絶対会えるから













轟 春灯
また、その日まで



  
轟 春灯
友達になってくれて、ありがとう


















  
葉隠 透
も〜バカ !! 春灯のバカ !!
八百万 百
絶対、ヒーローになります !!
麗日 お茶子
ヒーローになる理由が1つ増えてもーたわ !!
峰田 実
待っとけよ春灯ぃ !!
切島 鋭児郎
テメェ1人で溜め込むんじゃねェぞ !!
尾白 猿夫
俺も友達になれて本当に良かった
障子 目蔵
新しい場所でも頑張れよ
耳郎 響香
文化祭見に来てね、絶対 !!
蛙吹 梅雨
またお顔見せてちょうだいね
常闇 踏陰
お前なら大丈夫だと信じている
飯田 天哉
相談してくれなかったのはショックだが…
言ってくれてありがとう
砂藤 力道
もっと早く言ってくれたら
ケーキ作ったのによォ…
口田 甲司
春灯さん、また会おうね… !!
上鳴 電気
ずっと友達だからな !!
芦戸 三奈
ずっと大好きだからね !! 笑顔大切にね !?
瀬呂 範太
無茶すんなよ。程々にな
心操 人使
頑張ってください



  涙を堪えながら、
  また涙を流しながら、抱きついて別れを惜しむ皆。



轟 春灯
私も。大好きだよ、皆















































目良 善見
『 校門前で待ってます 』




  荷物をまとめて、もう二度と来ないであろう
  寮を後にする。



轟 春灯
またね、皆
「「 嫌だぁぁ 」」
轟 春灯
数年の別れだよ…笑




  スーツケースを引いて、校門の前に立った。

  もう一度雄英を見ておこうと、
  振り返ると、男子が3人こちらに向かってきていた。



緑谷 出久
良かった、間に合った
爆豪 勝己
……せめて最後だけは見送る
轟 焦凍
俺は帰ったら会うけどな
轟 春灯
3人とも……



  教室でずっとしかめっ面してたからなぁ…



轟 春灯
皆の前で別れ話言うのが嫌だったんでしょ
「「 ぐっ… 」」
轟 春灯
あはは。図星











緑谷 出久
またね。春灯ちゃん
爆豪 勝己
今度自暴自棄になったらぶっ殺す



轟 春灯
…………やっぱり、私アンタらの事好きだ



  私なんかより大きくなった2人を抱きしめる。

  すると、抱きしめ返してくれる2人。



轟 春灯
ねぇ、最後に聞きたいことがあるんだけど
「「 …… ?? 」」



轟 春灯
緑谷、もしかしてOFA譲渡した ??




  私の言葉に、一瞬息を詰まらせる緑谷。




轟 春灯
…………やっぱりね
爆豪 勝己
ンでそのこと……
轟 春灯
最後、AFOが超再生を使えてないの見えて。
ワンチャンあるかなーって思っただけ
轟 春灯
まぁいいや。


緑谷 出久
ねぇ春灯さん……
轟 春灯
大丈夫、誰にも言わないよ












轟 春灯
じゃ、またね
轟 春灯
緑谷。爆豪。
緑谷 出久
うん、またね
爆豪 勝己
あァ










轟 焦凍
気を付けてな。冬美姉さんに
いろいろ教えてもらえよ
轟 春灯
分かってる



  校門をくぐって、黒塗りの怪しい
  車に荷物を乗せる。



轟 春灯
頑張れよ
「「 あぁ 」」
轟 春灯
喧嘩すんなよ
「「 …………あぁ 」」



  最後に手を振って、
  私は長い長い護衛任務を終えた。



















目良 善見
春灯さん。お腹減ってません……








目良 善見
…………ゆっくり行きますね




  その時、後ろに流れていく風景が、
  何故か滲んでいた。




























































    𝗧𝗢 𝗕𝗥 𝗖𝗢𝗡𝗧𝗜𝗡𝗨𝗘次回、最終回_____








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