すべての始まりは中国・軽慶市
“発光する赤子が生まれた”というニュースだったらしい
それから各地で超常は発見され、原因も分からないまま時は流れる
いつしか超常は日常に
架空は現実に
世界総人口の約八割が特異体質を持った現代
かつて誰もが妄想し憧れた職業が脚光を浴びていた
超常に伴い爆発的に増加した犯罪件数
国も組織ももたついている間に勇気ある人々が
自らの“個性”を使ってヒーロー活動を始めたんだとか
超常への警備 及び悪意からの防衛
瞬く間に市民の信頼を勝ち取ったヒーローたちは
世論に押される形で公的職務に収められた
そして彼らは活躍に応じて与えられるのだ
国から収入を
人々から名声を
私には人より恵まれた“個性”があるから
【 帰り道 】
皆がヒーローになりたいと言う
もちろん私も例外じゃない
皆を助けるヒーローに小さい頃から憧れはあった
ただ、どこかで思う
これでいいのかと
ヒーロー以外にも数多の職業がある中で
漠然とヒーローを選ぶことが本当に最善なのかと
周りには言えないけど、
本当は今











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。