第4話

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2026/01/04 05:55 更新
あなたside

その日の放課後、葵と家まで帰り道を歩く
晴明せいめい君ものすごくヘタレでビビリだけど凄いなって思うんだ
あなた
?
だってさ、人間なのに妖怪に囲まれてもめげずに頑張ってるんだよ?
母さんみたいに凄い人だなって
あなた
僕は別に凄くは無いけど、そっか…じゃあ安倍先生には期待できそうだね

葵と安倍先生について話をしていたら
あれ父さんじゃない?
父さーん!
たかはし明
…!!
あなた
!!
たかはし明
葵、2年合わなかったのに随分と大きくなったね

あの夢を見ちゃったから少しというか…だいぶ気まづいけどせっかく会えたんだ

桜もいれば良かったな…
たかはし明
あなた
……あ、桜は俺が迎えに行くから二人でごゆっくりまたね!!

葵は分かりやすいのか僕と明をもう一度くっつけさせようとしている。意味はないんだけどさ

でも葵だけじゃなくて、鬼助にも桜にも辛い思いをさせてるのはほんとに不甲斐ない
たかはし明
あなた久しぶりだね
あなた
うん久しぶり
たかはし明
桜は今幼稚園だっけ?
あなた
ううん、もう小学生だよ
たかはし明
そっか…大きくなったんだね
たかはし明
あなたは無理してない?
あなた
…そっちこそ無理して倒れてない?

明は結構集中するとご飯も食べなかったり寝さえしない事がある
たかはし明
え…あぁ、うん大丈夫だよ
あなた
……
あなた
今日、家に来る?
たかはし明
…いいの?
あなた
1人分ぐらい増えたって大丈夫だし
あなた
そ、それに…たまには一緒に居てもいいでしょ…//
たかはし明
?
あなた
葵たち待ってるから行くよ

危うく聞かれるところだった…
そして明と並んで、家に帰った




そりゃもう葵も桜も喜んでた

桜はもう部屋で寝ており、葵も風呂に入ったので
明と2人だけになる




とりあえず、空いてるワインを注ぎ
明と世間話をしたり、国子ちゃんの話や誠君の話そして病院での話を聞く
あなた
そっか…明が幸せそうで良かった
たかはし明
あなた
明が幸せなら僕も幸せだから

そしていつもは気にしないのにワインを飲んで酔っているのか、隣にいる明に緊張している
たかはし明
…ねぇ
あなた
?

明の真面目な表情に僕は弱い
何故か明の顔が近づいてきて本当だったら辞めさせないといけないのに
たかはし明
……
あなた
……
たかはし明
…ねぇ止めないと本当にするよ
あなた
……していいから止めないんだけど

あともう少しでキ/スする時
ねぇパ/ンツ忘れ…た……
あなた
ッ///!?

(パシッ)
あなた
あ、葵!?
ごめん…せっかくいい雰囲気の所邪魔しちゃった
でも…!そういうのは俺たち子どもが寝静まった時に寝室で母さんと父さんがそのままベッドに転がって流れに身を任せて愛を確かめあ_
あなた
いやそこまでいかないから!
というか葵も思春期男子なのかな
たかはし明
……//(後戻り出来なくなる所だった)

(父さんも母さんも顔赤いの絵になるな〜)




そして本当に葵も部屋に行き、リビングで2人きりになる
さっきの事もあってから僕は緊張してる
たかはし明
そうだ明後日ぐらいに身体測定で百鬼学園に行くんだ
あなた
あ、もうそんな時期か
あなた
そしたら図書室も使うから明日準備しないと

色々と考えていると明が僕の頭に顔を近づけていた
たかはし明
……チュッ
あなた
?
あなた
何したの?
たかはし明
…大丈夫何もしてないよ

そのまま僕は寝落ちした







明side

あー本当愛おしいなぁ
髪の毛にキスしたのだって気づいてないし



今もさ離婚したとはいえ、元夫と2人きりで飲んだり無防備に寝るなんてさ
たかはし明
……

とりあえず寝室に寝かせたけど
たかはし明
元夫だし一緒に寝てもいいよね
たかはし明
おやすみあなた
たかはし明こんなんじゃないって気が…

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