Sレイマリ side
私は、ある作戦を立てた。
お薬が無くなったら、めめんともりは死ぬ。
じゃあ、無くしちゃえばいい。
夜、家族が寝しず待った後。
私はいつもお薬が置いてあるつくえに向かい、
お薬をとった。
でも、まだやる事があるんだあ。
ここはリビング。お料理とかをする場所。
つまり、"アレ"があるってこと!
キラキラ光る包丁片手に、
めめんともりの部屋に行く。
ガチャッ(めめんともりの部屋の扉の開閉音)
めめんともりの口を手で塞いで、
心臓に包丁を突き立てる。
そしてそのまま、何回も刺す。
バタバタもがいてためめんともりが、
動かなくなった。
これでお母さんは、
私とたくさん、遊んでくれるよねっ♪
レイマリさんはお母さんに遊んで欲しかった、
でもめめんともりに構ってばかりだった、
(薬を探すために)
だからめめんともりがいなくなれば、
お母さんが自分に構ってくれると思った。
だから薬をとった後、
念の為にめめんともりを殺害した。
めめんともりが亡くなり、
お母さんは泣き叫んだ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。