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第1話

Prologue
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2026/02/14 00:00 更新


こんな恋してはいけないのはわかっていた


でも1度恋したら抜け出せない


そんなアイドルとファンの2人の物語_。



俺は今年から高校生になる“おんりー”


自分で言うのもあれだけど恋愛経験ゼロの優等生だ

Or
Or
あっ!おんりー!
Qn
Qn
“おらふくん”!


この子はおらふくん


俺の中学生の時からの友達で家が近くて相談もよく聞いてくれる

Or
Or
まさかおんりーと同じ高校行けると思ってへんかった!
Qn
Qn
よくがんばったねw
Or
Or
いやぁ~、おんりーが勉強教えてくれたおかげよ!


そう言いながら入学したての高校へ向かう


その高校はここから5分くらいの高校で偏差値もなかなかだ

Or
Or
にしてもこれからの学校生活楽しみやな~!
Qn
Qn
ねっ!


そうして学校をつくまで雑談をしてクラスは別だからしばらくして別れた

Or
Or
じゃあまたあとでな~!
Qn
Qn
うん!またあとで~


そう言って俺は教室に入って見慣れない人の顔と名前を見つめる

Qn
Qn
はぁ~、覚えられない、


そうして1人でため息をついていると隣の席の人がきた


たしか...“水月ルザク”って言ったかな?


中性的な声と顔してて俺の隣の席、話したことないからあんまり性格はわかんないけど消極的

Qn
Qn
おはよ
Lz
Lz
ぁ、おはよ、


仲良くなろうとは思うけど俺にはそんなコミュニケーション能力はないからスマホを取り出す


そうして動画を見る


そうするととあるアイドルの動画が流れてきた

Ln
Ln
『こんにちは~!るのだよぉ!』
Ln
Ln
『今日はマイクラをやっていきま~す!』


アイドルなのにゲームの動画なんて珍しいな、と思いながら俺の好きなゲームだったからそのまま見る


そうすると結構上手くてびっくりした


最初はちょっとくらいの興味だったけど今はもう画面に釘付けだった


呆然としながら動画を見ているとルザクくん?が動画をちらちらと見ていた

Qn
Qn
...知ってるの?
Lz
Lz
え、いやっ、


ちょっと焦ってそうに見えたけどそれを無視して俺は勇気を出して友達になろうとする

Qn
Qn
...あの~、せっかく隣の席なんだし仲良くならない、?
Qn
Qn
めっちゃ急だけど、
Lz
Lz
...はい、いいですよ、(にこっ


俺は初めてみたその笑顔になぜかきゅんとしてしまった



俺とルザクくんで仲良くなって1週間ぐらい経った


今じゃもうお互い「おんりーちゃん」とか「るざぴ」って呼んでるくらいの仲だ


後俺はこの1週間で変わったことがある


それは初めての推しが出来たことだ


正直恋愛の前に推しが出来るとも思って無かったから自分でもびっくりしていた


推しているのはもちろんこの前動画を偶然見たアイドルの“るの”だ


声も顔も仕草も可愛くて1度沼ったら抜け出せない


でも1個だけ気になることがあるんだ、


るのちゃんの笑顔、見たことあるような気がしてるんだ


そんなことを考えているとスマホからピロンっと通知が鳴った


見てみるとるのちゃんの投稿のお知らせだった


すぐに開くと「お知らせ」という文字が目立ったサムネの動画だった

Ln
Ln
『こんにちは~!るのだよぉ!』
Ln
Ln
『いきなりのお知らせ動画で~す!』


コメントはまたたく間に増えていく俺はまた画面に釘付けになっていた

Ln
Ln
『なんとこの度〇〇ドームライブが決定しました~!』
Qn
Qn
えっ、


推し始めてからの初のライブについ声が漏れる


そしてその動画を見終えてからすぐにライブの応募をした


そして2週間後俺はライブに当選して行くことが決定した



そして俺は今ライブ会場に来ている


ライブ当選して嬉しくて若干待ちわびてた1週間を軽く思い出した


そんなことを考えながら1人で席を探す

Qn
Qn
あった、!


当選するまで気付かなかったアリーナ席に座ってドキドキしながらライブが始まる時間を待つ


楽しみだからか待ち時間の30分がいつもより長く感じた






しばらく経ってようやく後5分くらいになった


ドームの照明は消えてBGMが流れ出した


あとちょっと!と思いながらなにもないステージを見つめているとBGMが止まりステージがスポットライトにより照らされた


そうして出てきたのは...

Ln
Ln
こんにちは~!るのだよぉ!


るのちゃんだった


挨拶をしただけでもドームが歓声に包まれた


まるでファンが一丸になったように


でも俺はそれの仲間入りができなかった

Ln
Ln
わぁ~!すごい人だね♪
Ln
Ln
もしかして満席っ?!✨
Ln
Ln
ふふ~、うれし~♪


リアルで見ても喋り方も仕草もなにもかも愛おしく思えた


その内目が合いそうでドキドキも止まらない

Ln
Ln
じゃあさっそく1曲目歌うね~!


そうして俺の待ちわびていたライブが始まった



ライブが始まってしばらくした今


一旦休憩ということで質問コーナーが始まっている


事前に集めた質問をくじで引いてリアルタイムで答えてくれるそうだ

Ln
Ln
1問目は~?
Ln
Ln
どぅるるるるるる
Ln
Ln
これぇ!
Ln
Ln
...好きな食べ物はなんですか?
Ln
Ln
ん~、たこやきとからあげ...ハンバーグも
Ln
Ln
高カロリーだぁ、w


そう言って次の質問を引いた


端から見たら1人で喋ってるだけだけどファンにとってはるのちゃんのこと知れるだけで嬉しいんだ

Ln
Ln
2問目は~、
Ln
Ln
じゃん!
Ln
Ln
好きなタイプはなんですか?


それを引いた瞬間るのちゃんと目が合った


するとるのちゃんは顔を真っ赤にして目を逸らした


それが質問のせいなのか、俺と目があったせいなのかは俺にも分からない

Ln
Ln
えぇ~っと、//
Ln
Ln
かっこよくて優しくて...
Ln
Ln
話してて楽しい人かな...?//
Ln
Ln
つ、次!


照れて焦っている姿を不意に可愛いと思ってしまう


それは推しとしてなのか好きだからか...


推し活も恋愛も共に経験したことない俺には分からなかった



その後もライブは続いた


ライブ中何回も目が合ったりファンサしてくれてなんだか特別感を感じてしまった




ライブの帰りはライブ中と同じく夢のような気持ちで帰った


頭から離れないあの笑顔と歌を思い出していた






これが“_”とは知らずに...


こうして俺の初めての推し活と“_”が始まった


作者のyunaです!

「アイドルとファンの秘密な関係 -Prologue-」楽しんでいただけたでしょうか?!
今回Qnちゃんはファンとして少しキャラがぶれてるところもあるんですけど今後の関係性の変化と共に修正もしていくのでその辺は温かい目で見てくれると嬉しいです!

あと今作 バナナぁ'ワ' さんの小説コンテストに出す小説となっております!
ぜひ バナナぁ'ワ' さんの小説も見ていってください!
 
2498文字

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