第14話

13話 くるくるの時間
4,236
2020/05/14 12:46 更新
理事長と話をした翌日。

いつものように登校し、授業を受ける。

何ら変わりのない日常で変わったことがあるとするなら。

まず、殺せんせーが増えたことが1番の衝撃だ。

殺せんせー
さらに頑張って増えてみました。
さぁ、授業開始です。
1人に約4体。

多分昨日のことが引き金だろう。

俺は、殺せんせーの声を聞きつつ思い出す。

「次の中間テスト。5位以内に入らなければ、本校舎に帰ってきなさい。」

誰が帰るもんか。

俺は殺せんせーに聞いた。

分からないところがあれば全部聞いた。
だが、ひとつ思うことがあると思う。
全員
全員
増えすぎだろ!!
全員
全員
残像もかなり雑になってるし、雑すぎて別キャラになってねーか?
俺の目の前にいるのは、殺せんせー、犬、猿、鳥...

桃太郎か!!
(なまえ)
あなた
殺せんせー。
気合い入りすぎじゃない?w
殺せんせー
そんな事ないですよ?
あなたくんの方が気合い入っていると思うのですが。
(なまえ)
あなた
そうかもね〜。
そんなたわいもない話もさながら、授業の終わりを告げる鐘がなった。

さっきの授業でとったノートを見返しつつ教卓の方を見る。

そこにはバッテバテの殺せんせーが。
前原 陽斗
前原 陽斗
さすがに相当疲れたみたいだな。
岡島
岡島
なんでここまで一所懸命すんのかね〜
殺せんせー
ヌルフフフ。
全ては君たちのテストの点数をあげるためです。
そうすれば...
と、自分の世界に入りニヤニヤする殺せんせー。

例えるとするなら、エロ本読んでる時の殺せんせーだ。

俺は下を向いて問題を解き直していた。
前を向くとバツの顔をした殺せんせーが...
殺せんせー
今の君たちには暗殺者の資格がありませんねぇ。
殺せんせー
全員校庭へ出なさい。
烏間先生とイリーナ先生も呼んでください。
怒っている雰囲気の殺せんせーは少し怖かった。

なぜ、怒っているのか教卓の周りにいた生徒に話しかける。
(なまえ)
あなた
陽斗。
何があったの?
前原 陽斗
前原 陽斗
あ?
勉強なんかより暗殺の方がよほど身近なチャンスだから、勉強なんてしなくてもいいだろって話をしたんだ。
(なまえ)
あなた
ふーん。
まあ、確かに100億円あれば人生バラ色だもんな。

皆がそう思うのは自然な事だね。

だけど、勉強を熱心に教える先生ほどそういう事は嫌いなのかもね。

陽斗と離れて、カルマ達と外へ出る。

殺せんせーはゴールを退けたりしている。
中村  莉桜
中村 莉桜
何するつもりだよ
殺せんせー
岡島
岡島
ゴールとかどけたりしてさ。
ゴールを退けたりした後くるっと振り返る殺せんせー。
殺せんせー
イリーナ先生。
プロの殺し屋として伺いますが
ビッチ先生
何よいきなり。
殺せんせー
あなたは仕事をする時...
用意するプランは1つですか?
ビッチ先生
...?
殺せんせーは感情が読みやすい。

ただ今の殺せんせーは何を考えているかサッパリ分からない。
ビッチ先生
...いいえ。
本命のプランなんて思った通りに行くことの方が少ないわ。
ビッチ先生
不足の自体に備えて、予備のプランをより綿密に作っておくのが暗殺の基本よ。
こういうことを聞いていると、ビッチ先生は本当に殺し屋なんだと実感する。
殺せんせー
では次に烏間先生。
ナイフ術を教える時...
大事なのは第一撃だけですか?
また、くるっと烏間先生の方へ振り返り聞く。

全員が烏間先生に目を向ける。
烏間先生
第一撃はもちろん最重要だが次の動きも大切だ。
烏間先生
第一撃は高確率でかわされる、そのあとの第二撃、第三撃を
いかに高精度で繰り返すかが勝敗を分ける。
前原 陽斗
前原 陽斗
結局何が言いたいん...((
陽斗の言葉を遮って殺せんせーが話す。

くるくると回りながら。
殺せんせー
先生方の仰るように自信を持てる次の手があるから自信に満ちた暗殺者になれる。
殺せんせー
ですが、君たちは暗殺があるからいいやと勉強の目標を低くしてしまう。
殺せんせー
もし、先生がこの教室から逃げ去ったら?
殺せんせー
暗殺という拠り所を失った君達にはE組という劣等感しか残らない。
殺せんせー
そんな危うい君達に、先生からアドバイスです。
殺せんせーは、くるくると回り続けいつの間にか大きな竜巻になっていた。
殺せんせー
『第2の刃を持たざる者は...暗殺者を名乗る資格無し!!』
そう言って、殺せんせーのいる校庭へ目を向けると地面の凸凹がなくなっており

そして、草なども無くなっていた。
殺せんせーは、地球を破壊する力を持っているということを再確認する。

殺せんせーは第2の刃を示さなければ、校舎を平にして逃げ去ってしまう。

そんなこと俺は嫌だ。

やっとE組で楽しいことが出来るのに...
渚
第2の刃... 
いつまでに...
殺せんせー
決まっています。
明日です。
殺せんせー
明日の中間テスト。
クラス全員50以内を取りなさい。
そういう殺せんせーは、無理難題を突きつけているようには俺には見えなかった。

俺は絶対に5位以内を取ってE組に残る。

俺は、E組であることを胸を張って言いたい。

自分たちがアサシンであり。E組であることに...
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