ひと通り
告白されたときの状況を説明した
うわぁ!
素敵ねぇ、琥珀!
本当に琥珀はモテるわねぇ…!
そんなことないよ
それに…
?
ううん
何でもない
あらぁ
勿体ぶらなくて良いのに〜
本当に何でもないから
そう?
うん
大丈夫
危ない
琥春のことが好きだなんて
口に出してしまうところだった…。
お二人とも
お食事のご用意が終わりましたよ。
ばあや が部屋に入ってくる。
時計を見てみると
さっき帰ってきたばかりと思っていたが
何と帰宅時間から2時間もだっていた
あら!
もうそんな時間なの⁈
本当だ。
早く食事処に行かなければ。
お母さんとお父さん達がきっと待ってるよ。
そうね
早く着替えて行きましょう。
そうして
私達は素早く
家での服装に着替えたのだった
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!