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第15話

苦しむ顔も(プリンツ)
1,544
2024/01/10 21:40 更新
作者
作者
ホントに久しぶりの更新になります。
こんなノロノロの更新に付き合って、いつも読んでくださる方々に感謝しかありません。
そしていつも遅くてごめんなさいm(_ _;)m
作者
作者
もとからたいして役に立たない脳をフル回転させたつもりですがもうアイディアがもうでません。リクエストが何かあればコメントで教えて下さい! なにぞとお願いします🙇
作者
作者
では、本編をどうぞ~!


きっかけはささないことだった気がする。
バトル中に偶然あなたちゃんを見つけた。
可愛い、そう思った。気づいたら惹かれていた。
一目惚れ、っていうのかな。
それに、あなたちゃんについてもっと知りたいと感じた。
プリンツ
……かわいい。
それから、彼女と関わることが、少しずつ増えていった。あなたちゃんは、少し感情表現が乏しいけれど、ボクと話していて、時折楽しそうに目を細めて笑うその顔が好きだった。

プリンツ
__っていう事があったんだ。
あなた
そうなんだ!
二人でいる時に見れるこの笑顔が大好きだ。
あなたちゃんの驚いた顔、ちょっと切なげな顔、そんな色々な表情のあなたちゃんを知ることができて、毎日が楽しかった。
たまに、一緒にカフェに行ったり。
時には、バトルに潜ったり。

……彼女の笑顔が見られれば、それで満足、
だったはずなのに……

この頃、ボクはちょっとおかしいみたいだ。
あなたちゃんのことは、もちろん大好きだ。その気持ちは今も変わらない。



なのに。
彼女の笑顔を他の人に見せたくない、なんて考えちゃっている。
彼女の視線が、僕だけを見てくれればいい。
そんな思いが、心の中で渦巻いている。
あなた
具合悪そうだけど大丈夫?
ゴメン、近づかないで。
これ以上、ボクを狂わせないで。
プリンツ
……あなたちゃん……


ガッ!!
あなた
っ!?
気がついたら、ほぼ反射的に彼女の首筋に手刀を叩き込んでいた。当たりどころが悪かったのだろう、あなたちゃんは一発で力無くバタッとその場に倒れてしまった。
何故か、不思議と罪悪感などは感じなかった。むしろ、何処か満足げな気持ちに近いものを覚えていた。




あなたちゃん視点
あなた
っ……ここ、は……?
体がひどく痛む。
見覚えのない天井が一番最初に視界に入る。  
ここは……どこだっけ?


プリンツ
あっ、やっと目を覚ましたんだ。
プリンツ
おはよう、あなたちゃん♡

いつも通り何も変わらない優しい声。なのにに何故か謎の違和感を覚えてしまう。
あなた
プリンツ、くん?
本当は顔を上げて話したいが、体を動かすことも愚か、意識もはっきりとしないので下手に動かず、このまま会話を続ける。

プリンツ
大丈夫だよ。最初は混乱するかもしれないけど……でも、これでずっとボクと一緒にいられるからね。
あなた
な…なにを言って……ッ

ジャラッ
あなた
ッ!?
金属の擦れるような音がして、そこでやっと気がつく。 ワタシは、彼に監禁されている、ということに。
ワタシの左手首には、無機質な鉄の鎖がベットに繋がれていて、さらに、首輪のようなものまで繋がれていた。

……あぁ、思い出した。
バトルの帰り道、彼に、プリンツくんに気絶させられたんだ。
これから、ワタシはどうなるのだろうか?
彼に監禁されるほど、恨みを買うような行為をした思い出は無いんだけどなぁ。

少なくとも、外に出ることは許されなさそうだ。

……何だろう?恐怖心が何処かに消えちゃった気がする。 それとも……プリンツくんになら、監禁されてもいい、って思ってるのかな?

プリンツ
…はぁ……その表情も好き、だよ♡
プリンツ
ずっと一緒にいてあげる。ボクなしじゃダメになっちゃうくらい♡
プリンツ
だから……


プリンツ
この首輪、ツケテ?


そっか、これで、ワタシはプリンツくんのモノに、プリンツくんはワタシのモノになるのかな?
これで、ずっとずっと……♡


〜END〜

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