第9話

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2026/07/24 04:00 更新

お昼ご飯のあと。

ベッドの上で静かに過ごしていた。

朝は外に行けないと言われて落ち込んでいたけど、真人先生とした約束が頭に残っていた。

「数値が良かったら、少しだけ外に出よう」

その言葉だけを楽しみにしていた。

でも、同時に少し不安でもあった。

またダメって言われたらどうしよう。






















午後のバイタルチェックの時間。

舜斗先生が病室に入ってくる。
久保舜斗
久保舜斗
〇〇ちゃん、体調どう?
あなた
...大丈夫
久保舜斗
久保舜斗
お、今日もちゃんと返事できてる

〇〇は少しだけ笑う。

舜斗先生が体温を測る。
久保舜斗
久保舜斗
熱なし
次に血圧。
久保舜斗
久保舜斗
大丈夫。昨日の採血とは違うから
あなた
わかってる
久保舜斗
久保舜斗
ちゃんと言えるようになったなぁ

最後に脈拍を確認する。

樹音先生も横で一緒に確認する。
池亀樹音
池亀樹音
どう?
久保舜斗
久保舜斗
…うん、落ち着いてる
あなた
..外
池亀樹音
池亀樹音
覚えてた?
あなた
うん















廣瀨真人
廣瀨真人
体調どう?
あなた
大丈夫
廣瀨真人
廣瀨真人
じゃあ結果見るね





















廣瀨真人
廣瀨真人
...うん
廣瀨真人
廣瀨真人
今なら少しだけなら大丈夫そう
〇〇の顔がぱっと明るくなる。
あなた
ほんと?
廣瀨真人
廣瀨真人
ほんと
島雄壮大
島雄壮大
良かったじゃん
上村礼王
上村礼王
朝からずっと外見てたもんな
あなた
見てた
黒田竜平
黒田竜平
自分で認めた
島雄壮大
島雄壮大
素直になったな


外に行く準備をする。

樹音先生が上着を持ってくる。

池亀樹音
池亀樹音
寒くない?
あなた
大丈夫
廣瀨真人
廣瀨真人
体調悪くなったらすぐ戻るからね
あなた
うん
廣瀨真人
廣瀨真人
無理しないこと
あなた
..はい





車椅子に乗るほどではないため、ゆっくり歩いて病院の外へ。

扉が開いた瞬間。

外の空気が入ってくる。

少し目を細める。









あなた
外だ
池亀樹音
池亀樹音
うん
あなた
久しぶりな感じする


まだ入院して一日しか経っていない。

でも〇〇にとっては長い時間だった。










病院の前のベンチまでゆっくり歩く。
上村礼王
上村礼王
疲れてない?
あなた
大丈夫
島雄壮大
島雄壮大
でも顔ちょっと嬉しそう


あなた
.....
黒田竜平
黒田竜平
図星


少しだけ風に当たる。

病室とは違う空気。

車の音。

人の声。

普通の日常。

〇〇は静かに周りを見る。



池亀樹音
池亀樹音
外、出てよかった?
あなた
うん
廣瀨真人
廣瀨真人
じゃあ今日はここまで
あなた
もう?
久保舜斗
久保舜斗
欲張り禁止
上村礼王
上村礼王
最初はちょっとだけって約束だったからな



























あなた
....ありがとう
久保舜斗
久保舜斗
今、ありがとうって言った?
あなた
言った
池亀樹音
池亀樹音
すごい進歩


入院生活はまだ始まったばかり。

不安も怖さもまだある。

でも○○は少しずつ、この場所で頑張る準備ができ始めていた。入院生活はまだ始まったばかり。

不安も怖さもまだある。

でも少しずつ、この場所で頑張る準備ができ始めていた。
なんかぜーんぜん物語進んでなくてすみません

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