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ひとりで、歌っていた。
今日は、なぜか早く起きて、早く学校に着いていた。
そして、何気なく図書室に寄った。
私は、本はあまり読まない。
だから、東雲くんの相棒で、杏とこはねちゃんの仲間の、冬弥くんの推し活として来ているのかもしれない。(私ビビバス箱推しなのでね)
初めて図書室に行った時、冬弥くんがいて驚いたな、
その後も、暇だったらそこ行って。
冬弥くんがきらきらした顔で、本を読むのが苦手な私でも読めるおすすめしたり、今読んでる本のあらすじを教えてくれたり。
そういう何気ない時間も、結構好きだった。
…まあ、この話はどうでもいいかな((
でも、杏に、”この件“が終わったらビビットストリートを出るって、言ってしまった。
あーあ、東雲くんや冬弥くんと話せて、笑い合って、…そんな毎日も、もうすぐ終わっちゃうかもしれないんだ。
そんなことを考えていたら、図書室なのに、歌ってしまっていた。
____月光。
また、ビビバスの曲。
ああ、やっぱり私は、みんなが好きだ。
東雲くんも、杏も、きらきらしてる。
私には追いつけない、月光みたいな人。
自然と、涙出てきちゃうな、
そろそろ、帰ろう
踵を返して、出口へ向かおうとした
____その時だった、
そこには私の、大好きな___
杏が、居た。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。