第16話

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2023/10/23 07:00 更新
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ひとりで、歌っていた。

今日は、なぜか早く起きて、早く学校に着いていた。

そして、何気なく図書室に寄った。
私は、本はあまり読まない。
だから、東雲くんの相棒で、杏とこはねちゃんの仲間の、冬弥くんの推し活として来ているのかもしれない。(私ビビバス箱推しなのでね)

初めて図書室に行った時、冬弥くんがいて驚いたな、
その後も、暇だったらそこ行って。

冬弥くんがきらきらした顔で、本を読むのが苦手な私でも読めるおすすめしたり、今読んでる本のあらすじを教えてくれたり。

そういう何気ない時間も、結構好きだった。


…まあ、この話はどうでもいいかな((

でも、杏に、”この件“が終わったらビビットストリートを出るって、言ってしまった。


あーあ、東雲くんや冬弥くんと話せて、笑い合って、…そんな毎日も、もうすぐ終わっちゃうかもしれないんだ。





そんなことを考えていたら、図書室なのに、歌ってしまっていた。

____月光。

また、ビビバスの曲。


ああ、やっぱり私は、みんなが好きだ。
(なまえ)
あなた
__あなた 東雲くんみたいに、なれやしなくて
(なまえ)
あなた
あのを追いかけるように
(なまえ)
あなた
渇いた心は、満たされないまま
(なまえ)
あなた
一人になって、一人になって
(なまえ)
あなた
くすんだ      嫉妬深い夢を見続けてしまった
(なまえ)
あなた
なぞる、僕たちは
(なまえ)
あなた
ガラクタだって、ボロ切れだって
(なまえ)
あなた
その心臓が放つ血液には、
(なまえ)
あなた
僕だけの、“怒り”があった___
東雲くんも、杏も、きらきらしてる。

私には追いつけない、月光みたいな人。




自然と、涙出てきちゃうな、


そろそろ、帰ろう

踵を返して、出口へ向かおうとした





____その時だった、
白石杏
白石杏
、っあなた……、っ!
(なまえ)
あなた
ビック、
そこには私の、大好きな___










杏が、居た。

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