第11話

お酒と水
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2024/03/09 15:01 更新
ハイター
ネーベルもお酒飲みます~?
ヒンメル
何勧めてるんだよ、この酔っぱらい
ネーベル
(…そういえばお酒はまだ飲んでない)
ネーベル
飲んでみたい
ヒンメル
えっ!?
ネーベル
ヒンメル
あ、いや…少しならいい、かも…?
ハイター
と言うことでどうぞ~
ネーベル
ありがとう
渡されたコップを手に取って飲んでみる
ネーベル
(…変な味、少し苦い)
ヒンメル
…どう?
ネーベル
変な味で苦い
それに体も違和感がある
ヒンメル
えっ、違和感ってどんな感じ?
ネーベル
…変な暑さ?良く分からない
ヒンメル
もう飲まないでね
ああなるから
と、僧侶さんを指さした
ネーベル
分かった、あれはやだ
アイゼン
(「あれ」扱い…)
フリーレン
これってどれくらい強い酒?
ハイター
さぁ…
アイゼン
分からないのに飲ませたのかよ
ネーベル
(ケーキ美味しい)
数時間後
ネーベル
(何だかふわふわする…)
ヒンメル
大丈夫?
ネーベル
ふわふわするけど多分大丈夫…
ヒンメル
えぇ…それは大丈夫と言わないだろ
宿に戻るぞ
フリーレン
皆には伝えとくよ
ヒンメル
ありがとう
ネーベル
(まだお祭りが…)
手を繋がれて、宿に連れてかれた
ヒンメル
はい、お水
ネーベル
ありがとう
ネーベル
(別に大丈夫なんだけどな…)
渡されたコップを手に取る
ネーベル
(…怖がってる?ただの水なのに)
ネーベル
……
ヒンメル
ネーベル
(勇者さんも居るし飲まないと怪しまれるかな)
少し飲んで、近くの机に置く
ネーベル
水を飲むだけなら宿まで戻らなくても良かったのに
ヒンメル
一応ね、眠たかったら寝ても大丈夫だから
ネーベル
お祭り、まだ途中だったから最期まで居たい
ヒンメル
……
ネーベル
?、何で驚いてるの?
ヒンメル
いや、すまない
ネーベルがやりたい事を聞いたのが初めてだったから
ネーベル
(…確かに、何でだろう
私は何もかもどうでも良いって思ってる筈なのに)
ヒンメル
じゃあ戻ろうか
ネーベル
うん
フリーレン
あ、戻ってきた
アイゼン
お帰り
ヒンメル
ただいま
ヒンメル
もう勧めるなよ
ハイター
はーい…
その後お菓子を食べたり、皆と話したりしてお祭りは終わった
皆は寝ていて、自分は暗い中座ってボーッとしてた
ネーベル
(今日は不思議だったな、でも皆の好きな物全部食べれて良かった)
ネーベル
(私も寝よう)
布団に入って、目を瞑る
ネーベル
(…ん?)
体に違和感があった
ネーベル
(目の周りが冷たい、それに体が少し震えてる?)
気になって目の横を触ってみる
ネーベル
(…水?何で?)
ネーベル
(…まぁいいや、どうでもいい)
収まるのを待って、眠りについた


















ネーベル
(…息が出来ない)
ネーベル
(沈んでる…?)
周りを見ると、自分は水の中だと状況を理解した
ネーベル
(!…上がらないと)
腕を動かそうとしても、どこも動かなかった
ネーベル
(何で?動かない)
ネーベル
(ダメ…もう耐えられない)
口が開いて、自分の中にあった空気が抜けてるのを見てると水がなくなった
ネーベル
?…
また周りを見ると、白い床に白い壁で、天井はなくて、電気が見える
ネーベル
(どこ…?)
ネーベル
(体がまだ動かない、それに視界も変…)
ネーベル
(変…)
ネーベル
(ここ…箱みたいだな
開けられた箱みたいに天井だけがない)
いろいろ考えてると、ビリビリと変な耳鳴りがする
ネーベル
(耳障り…)
次に聞こえたのは誰かの話し声だった
ネーベル
(誰だろう、聞いた事のない声…)

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