第5話

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2025/03/09 15:35 更新





ヘイン
ヘイン
え?ダニオンニがですか?
ヘリン
ヘリン
うん、何か変わったこととか...ない?




私はヘインに問うことにした。

全部は話せないけど、少しだけ。ヘインなら分かるかもしれない。

違和感の正体。ダニオンニの心。





でもやっぱり分からないみたい。

結局は謎に満ちたまま。





ヘイン
ヘイン
うーん、よくわかんないです
ヘリン
ヘリン
そうだよね...




どうしよう。私はどうしたらいい。

今更諦めるなんてできない。できるはずがない。





でもオンニが私を嫌っているなら話は別。オンニが嫌がることはしたくない。

でも、それでも好きなのは変わらない。







ヘイン
ヘイン
ダニオンニの事なら私より
ヘイン
ヘイン
ミンジオンニとかの方が詳しいと思いますよ!
ヘイン
ヘイン
オンニ達はずっと一緒だから
ヘリン
ヘリン
...!






その手があった。なんで私は今まで気付かなかったんだろう。

ミンジオンニだ。

今、鍵を握っているのは確実に。




そうなれば...行動か。

焦りと不安でいっぱいいっぱいの心を落ち着かせる。




ヘリン
ヘリン
ヘインありがとう!
ヘイン
ヘイン
いいえ〜!









早速ミンジオンニに連絡を入れてみる。

今はお昼休み中だから多分見れるかな。どうだろう。




ヘリン
ヘリン
📱オンニ、今日の放課後空いてますか?
ヘリン
ヘリン
📱一緒にカフェでも行きませんか?




するとすぐ既読が着いた。

ミンジオンニはいつも既読が早い。



ミンジ
ミンジ
📱空いてる!行こ〜




すぐ承諾してくれるオンニ。優しい。

私は周りにとても恵まれてるな。








ヘリン
ヘリン
ミンジオンニ!こっちです
ミンジ
ミンジ
おーヘリナ
ミンジ
ミンジ
ヘリナからのお誘いなんて珍しいね?笑
ヘリン
ヘリン
うーんそうですか??
ミンジ
ミンジ
珍しいよ笑
ミンジ
ミンジ
じゃ行こっか



と歩き出すオンニについて行く。

どうしよう、どうやって話を切り出せばいいのかな。

誰かに相談とか滅多にしないから分からない。




分からないことだらけだなぁもう。









カフェに着くと席に向かい合って座る。

人が多すぎず、少なすぎず。ちょうどいい感じだ。

さて、何を頼もうかな。









ミンジオンニはコーヒーを頼んで一段落着いた。

オンニは外を眺めながらコーヒーを片手に持っている。

絵になるなほんと。




そう呑気に思っていると先に口を開いたのはオンニの方だった。





ミンジ
ミンジ
で、何の話?
ヘリン
ヘリン
...ん?



オンニにはカフェに行こう。としか言っていない。

じゃあなんで話があることがわかったんだ。




そう硬直する私を置いてオンニは笑いながら言った。



ミンジ
ミンジ
そう改まってたら誰でも気付くよ笑
ミンジ
ミンジ
何かあったんでしょ?言ってごらん



優しい表情で見てくれる。

いつもは校則違反してたり、怒られてたりである意味すごいけどこういう時は1番頼りになってしまう。

ずるいな、かっこいい...。




ヘリン
ヘリン
...ダニオンニの事なんですけど、
ミンジ
ミンジ
ダニエル?
ヘリン
ヘリン
はい、何か変わった様子とかありましたか?
ミンジ
ミンジ
...



手を顎に添えて考えるオンニ。

でも返ってくる答えはみんな同じ。




ミンジ
ミンジ
特にはないけど...?
ヘリン
ヘリン
...やっぱそうですよね



するとミンジオンニがニヤッと笑って言った。




ミンジ
ミンジ
ヘリナってさぁ...?
ヘリン
ヘリン
は、はい?
















ミンジ
ミンジ
ダニエルの事、好きでしょ
















驚いた。まさかバレてたなんて。それに恥ずかしすぎる。

あからさまに動揺してしまう。

なんで。






ミンジ
ミンジ
そんなに驚かなくても笑
ミンジ
ミンジ
ヘリンはダニエルの事見すぎなんだもん笑笑
ヘリン
ヘリン
...オンニ
ミンジ
ミンジ
ごめんって笑笑




私がこんなにも睨みつけているというのにオンニは笑うばかり。

あーおもしろい、だってさ。許せない。

全くなんでこうなってしまったんだ。




ミンジ
ミンジ
ちなみにダニエルはヘリナの話しかしないよ
ミンジ
ミンジ
ヘリナが〜ってずっと言ってる
ヘリン
ヘリン
そうだったんですか、?




まさかオンニがそんなこと話してたなんて。

期待しちゃうじゃん。

余計分からなくなるよ。どうしたいの。

どうなっちゃったの。





するとミンジオンニは真剣な顔つきになって言った。




ミンジ
ミンジ
でもね
ミンジ
ミンジ
ヘリナはあの子のこと、もっと知るべきだよ





もっと知るべき。ってどういうことだ。

それにオンニは既に知ったような口調だ。

この人は絶対何か知っている。




ヘリン
ヘリン
知るって、どういう意味ですか?
ミンジ
ミンジ
あの子はああ見えて繊細なんだよ
ミンジ
ミンジ
それはヘリナもわかってると思うけど
ミンジ
ミンジ
その繊細な心に気付いてあげて
ヘリン
ヘリン
...わからないです
ヘリン
ヘリン
どういうことですか、?






オンニはコーヒーを1口。

そして言った。これは私の推測でしかないけどね、と。

推測でも充分助かる。今は少しでも近づければいい。















ミンジ
ミンジ
ヘリナ、あんた結構頑張らないとだよ











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