第2話

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2026/02/17 11:01 更新









rz
みかちゃーん、朝だよー


ろぜはいつも通りの声でノックする。

返事はない。


rz
……珍し


ドアを開ける。

カーテンの隙間から、朝の光。

ベッドの上、こんもりした布団の山。


rz
ほら遅刻すんぞ~~ ……


近づいて、布団をぺらっとめくった。

一瞬、思考が止まる。

そこにいたのは。




小さい。

ありえないくらい、小さい。

ほっぺが丸くて、まつ毛が長くて、
呼吸がふにゃふにゃしてる。


三歳くらいの、みかさ。


rz
……は????


ろぜ、23歳。

社会人。

人生それなりに経験済み。

でも今、完全にフリーズ。


rz
ちょ、し、ししししおん!!!


数秒後、家が揺れた。

どたどた足音。

しおんが飛び込んでくる。


so
なにご……と……
so
……え???


らいとも来る。

らぴすも来る。

全員、固まる。



ベッドの真ん中で、ちいさなみかさがもぞ、と動く。
ぱち。



目が開く。



ちら、と兄たちを見る。



mk
……だぇ?


舌足らず。

部屋の空気が一瞬で春になる。


rz
まってまってまって………
みかちゃん?!?!?!?!


ろぜ、崩壊。

らいと、無言でほっぺをつつく。


li
……やわ


しおん、震える声。


so
み、み、みかさ……?


そのとき。
廊下から足音。


ml
朝からうるさ……


めるとが扉に現れる。

眠そうな目。

そして。

ベッドの上を見た瞬間。

ぴたり、と止まる。



誰よりも、動かない。



小さなみかさが、視線をゆっくり動かす。



ろぜ。

しおん。

らいと。

らぴす。



最後に。



めると。



一瞬だけ、目が合う。

ほんの一秒。

みかさの指が、シーツをぎゅっと握る。

そして。



する、と目を逸らす。



体ごと、くるっと反対を向いた。


無意識みたいに。


めるとの喉が、わずかに鳴る。


ml
……みかさ?


いつもより、低い声。

返事はない。

小さな背中が、兄たちの方へにじり寄る。


ろぜがそっと抱き上げると、
みかさは素直に腕に収まった。


でも。

めるとが一歩近づいた瞬間。

ちいさな手が、ろぜの服を強く掴む。



無言。



説明も理由もない拒絶。

朝の光が差し込む。



完璧な双子の距離が、
たった一晩で、
指一本分、開いた。


それに気づいたのは。  ________。






そして。
めると自身だった。







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