第53話

五十三話
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2020/11/28 14:41 更新
こういう話。

聞いたこと、ある。

、、、そう、師匠の話。

師匠には、お兄様がいて、その方の名前は「有一郎」。

師匠のお名前、「無一郎」。

師匠は鬼殺隊に入る前、、お兄様が殺される前まで、ずっとお兄様に言われていたらしい。

『無一郎の無は無能の無。こんは会話意味がない。結局過去は変わらない。無一郎の無は無意味の無。』

って、、、

それを聞いたときは、正直とてつもなく怒りに襲われた。

師匠はそんな人じゃない。

師匠がいるだけで、どれだけの人が助けられただろうか、、、!

『でもね、零。兄さんはね、そんな人じゃないんだよ。僕だって、何も知らなかったときはなんで言われてるのか分からなかった。でもね、ちゃんと兄さんは僕のこと、考えてくれてたんだよ。』

それを聞いて、きっと何かちゃんとそれが分かることがあったんだなと思って安心した。

、、、でも。

これは、違う。

この、夕凪有佳は、、

本当に、私のこと、いらない、邪魔だって思ってるんだ。

良い気はしない。

全く。
『食堂』

有佳:あぁ〜、零だぁ〜!

零:っ、、

麗日:私たちお邪魔かな??そうやよね、久しぶりに再会した姉妹やろ??私たちはあっちで食べるから、楽しんでねぇ〜

有佳:ありがとーね、お茶子ちゃん!

零:、、、なんなの。私のこと、邪魔なんでしょ。一緒にいなければ良いじゃない。

有佳:そうだよ、でもねぇ、あんたに頼みたいことがあって。

零:、、、何。

有佳:ヒーロー科A組、轟焦凍。

零:っ!!

有佳:知り合いでしょ?同じクラスだもんねぇ?

零:、、そうだけど。

有佳:ふふっ、私さぁ、転校初日で言われたんだよね。『有佳ちゃん可愛いから、轟くんも狙えるよ!!』って。

零:、、、だから?

有佳:話は最後まで聞けよお前は黙っとけ。、、、でさぁ、私、実際に見てみたんよ。轟ってやつがどんなやつか。

零:、、、

有佳:いやぁ、あんなにイケメンだとは思わなかったわ。火傷あるのに、あんなにイケメンとかないよね。

零:、、で?

有佳:はぁ、、分かんない?そっか、頭悪いもんね。私、轟のこと、落としたいんだよね。

零:、、、は?

有佳:私さぁ、まぁそりゃぁ彼氏いるんだけど。もし今の彼氏と別れたら、すぐに轟くんに乗り換えられるように。ね?私みたいな子がさ、彼氏いない時期とかあっちゃダメなわけよ。

零:意味分かんない。なんで私がそれに関係あんのよ。勝手にすれば?

有佳:口わっる。分かんない?協力しろってこと。まずはぁ、私のこと轟くんに紹介して??勿論、良い女の紹介だよ?分かる?やり方。

零:、、男で遊んでる人の協力なんてするわけないでしょう。第一、、そんなの、轟くんが可哀想。

有佳:えぇ??だってさぁ、今の彼氏、顔は良いけどあんまりプレゼントくんないんだよね。正直飽きたって言うかー。やっぱさぁ、女を飽きさせないためには、プレゼントとか必須じゃん。それがなってないんだよね。

零:、、、そんなの、人それぞれだと思う。

有佳:轟くんは顔良し金良し。将来性もあるんだから、私が働かなくても良い暮らしができんじゃん??

零:っいい加減にして!!!!!ドンッ

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