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第101話

#100 Halloween
3,943
2020/10/31 13:36 更新




「お菓子あげんからイタズラしてや」



『はっ!?』



え、最初からこれ目的?

んん〜、勝った感じでこっちを見てくる駿に嫌気が刺して、見返してやりたい…って思うんよ。


あっ、今の私の格好……悪魔、だ。




『へへ、ええの?イタズラしちゃうで?』



「強気やな」



『駿がそう言ったんやからね?』



駿のTシャツの緩めの襟を引っ張って、鎖骨の辺りまで見えるようにする。



「え、なにすんの…」



白い首に口を近づけて…ふと上を見上げれば目を閉じて待ってる駿。
チュー、するんじゃなくてすっとポケットから取り出したカボチャのシールを貼った。



「へ」



『イタズラ、どうやった』



「んもぉ、騙したな??」



『騙してへんもん。普通のイタズラしただけやもーん』



拗ねた顔をしてる駿が面白くて笑ってると。



ちゅっ



「イタズラの仕返し」



『…ずるい』



「可愛すぎるあなたが悪い」



そう言われた数秒後にはもう一度唇が重なった。












幸せいっぱいのHalloween












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