体育祭第1種目
障害物競走を見ているときだ
隣に座ってたマイクが放送スイッチを切り
弱々しい声で俺に話しかけた
また 、生徒の自慢話かと思ったが違うようだ
話の内容は推薦 、ヒーロー科編入を断った
「 藍染あなた 」の話だった
" 泣いてたんだからよ "
マイクは少し声を震わせて言った
こいつは本気で生徒を思ってるんだな 、
俺がそう言うと 、マイクは顔を曇らせた
教師として 俺も藍染を助けてやりたいが …
接点がないからどうしようもない
先程まで曇っていた表情が少し明るくなり
マイクはスイッチをONにして実況を始めた
こいつの生徒思いのところは嫌いじゃない 、
塀の上 = コース内
という謎の公式を編み出したあなたは
ただひたすら塀の上を走った
草木が当たろうと掻い潜って走った
一瞬気が緩み塀から落ちそうになる
が 、
ミッドナイト先生ッッありがとう……
ミッドナイトの助言により藍染は再び
足元を整えることが出来た
もう 、ゴールまでは直進だ
少し疲れたから私は塀から降りゆっくり走った
だが 、それが上位から成り下がる結果となった
ドーーンッッッッ💥💥
突然後ろから爆風と爆音が流れてきた
私は体が支えられず転んでしまった
転んだ衝撃で手の甲を擦りむいてしまった
痛くは無いが少しジンジンと痺れている
すると 、近くから私の名前を呼ぶ声が聞こえた
目の前にはアタフタする出久がいた
因みに 、この人も私の彼氏である
私は出久が走るのかと思い安心してたら
唐突の浮遊感が私に与えられた
私は出久に “ 姫抱き ” されていたのだ
うん 、ダメだ !!!!!
こいつ完全に私の怪我で頭いっぱいだ !!!!!
やばいよ … これテレビ見てる" あの人達 "…
どんな風に思うんだよぉぉ ……
マイク先生の声により 、ドーム内は
黄色い声に包まれた
世間に変な事が起こらないのを祈ります ……














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。