
死ねと言っているのサ

っ…

ド、ドウシタノ…??マ、マルクっ…

聞こえないのか?そっか、耳無くなっちゃったサね?

だったら…今、ここでボクが殺す

ちょ、ちょっとまって!話についていけナイ…!

だろうな…
流魔はそうしか言わずにナイフを抜いた。

死ね

うわあっ…!
グサリ…
何がなんなのかわからなくなってしまった。
流魔、どうしちゃったノ?わからない、わからない…!!
ポタ…
道路に血が染み込んだ。

ハァ、ハァ…

どうして…?
だんだんと視界がぼやけてきた。立ってることができなくなった。
道路に膝をついた。

る、るま…
視界が黒に染まった_
__て__だ_い!
__ど__ん!__き__さ__い!
だ、だれ…?

キ、キミは…?

近くの家の闇雲です!大丈夫ですか?!
…この子は、近くの家の…

道路に倒れていたんですよ、腕は誰かに切り付けられたかのようでした…
切られた腕を見ると、包帯が巻いてあった。

助けてくれたノ…?ありがとう…

登校中に襲われたんですか?警察を呼びましょうか?不審者ですよね…?!

ウウン…

不審者、じゃナイ…警察も呼ばなくてダイジョーブ…
どうやらなんとか急所を刺されずに済んだらしい。生きててよかった…

そう、なんですか…?で、でも…

ウウン、なんともないヨォ、ただの喧嘩で…

そうですか…

闇雲さーん!大丈夫でしたか?!

想太くん、大丈夫だったよ…

ア、…

実は想太がはじめにみつけてくれたんです…

ア、アリガトウ…

いいえ!大丈夫ならよかったです〜
…?この子、会ったことがある気がする
前世の知り合いか…?

あの、そろそろ学校行かなきゃですよね?

そうだね…

行け、ますか?

ウン、てか行かなきゃだヨォ…親もこんなことになってるって知らないし…

休みますって連絡してないカラ…行かないと…

また何かあったら不安なのでついて行きます

エッ?!い、いいヨォ?!

いえ、ダメです

それに今日、貴方の学校に用がありますから

ア、ハイ…
そーいやこの子は生徒会長の弟か…
こいつの親、実は学校の理事長なんだぜ?
いきなりそんな声がした。

…てっか、アンタの親理事長ナノ?!

…は、はい…前までは離れて暮らしていましたがお母さんが耐えきれなくなったからここら辺に引っ越しに来たんです

てか君はいつになったら学校に行くの?

倉斗…!

俺は行かん

学校なんてつまんねーよ

家もつまんないからここにいそろうしてるんだ

…むーっ…親には許可取りをしているの?

そんなんしてるかよ

はぁ?!

だから,俺行方不明扱いされてる

…おい?!

それはやばいよ?今すぐ家に帰りな?大惨事になっているよ?

…いいんだよ

てゆーかあんたの親に俺は気に入られてるんだ、このままいそろうさせてもらうぜ

ってか家に戻ったって親は仕事で全然かまってくれないし家にいる必要ないだろ

…もう…いいや…円香さん、行きましょう、

ハ、ハイ…
闇雲さんは小さいリュックを背負い,ドアを開けた。

……行ってきます

お世話になりました…
ボクは包帯を袖で隠して外に出た。

あの

…ン?

実は、僕,貴方に話したいことがあるんです

ナ、ナニ?

貴方…前世,プププランドにいましたよね

エッ…

キ、キミ…なにもの…?

前世にキミみたいな人いたっけ…?

貴方が知らないのも当たり前

でも…

名前くらいは知っていると嬉しいな

前世の名前は「ゼロツー」といいます

ゼロツー…

知ってる…

ほんと?

ウン、カービィが昔キミの話をしていたヨォ…昔カービィと戦ったんデショ?

そうだね,カービィは僕のことを後世に伝えてくれているんだね…よかった…

まぁとりあえず本題といこうか

単刀直入に言うと…

貴方の学校は呪われています

…エ?

ごめんなんかすごく雑です

話すことがなさすぎるぅ

おつるの!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!