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第2話

#2
65
2025/12/13 06:32 更新

お昼の時間になった

今日はゆなが部活の子と食べるらしく、私は1人で食べることにした

普段はあんまり来ない屋上に来てみた

あなた
やっぱいいな。屋上。
私は屋上の景色や空気がなんだか心地よかった


周りには誰にも居ないし貸切状態。

あなた
ちょっと寂しいけど、たまにはいいよね
そう呟きながらもくもくとご飯を食べていると

ドアが空いた


見てみてると

颯太
あれ、なんで人いるの。
あなた
え、あ、
颯太
いつも俺しかいないのに。
あなた
もしかして、邪魔ですか、?
颯太
いや、別に。
なにこの人。凄い淡白そうな人だな。


屋上には5つほどベンチがあって


私は角のベンチに座っていた


するとなぜか彼は私の隣に腰掛けた

颯太
よいしょっ
あなた
え?
颯太
なに
あなた
いや、なんで隣、?
颯太
俺いつもここで食べてんだけど。
あなた
はあ、
ほんとにわかんないこの人。


まじで何考えてんの


すると突然口を開いて

颯太
なんで今日、ここに来たんだよ。
あなた
いや、一人だったから屋上来たんですよ。
颯太
ふーん。
はぁ?聞いといてなんなのこの人っ


ほんとに読めない。

颯太
俺さいつもここで一人で食べてんだ
あなた
そうなんですか
颯太
うん
あなた
…寂しくないんですか
颯太
別に。
颯太
ここで何も考えないで外見ながら食べんのが好き。
あなた
そうなんですね
颯太
うん
なんだこれ。会話のテンポ悪すぎる。

なんでこんな名前もわかんない人と話してるの私


でもこの人普通にイケメン。


キリッとした目にすっと通る鼻筋、ぷっくりとした唇。


あ、もしかして


琉楓の部活の子だったりして?


ちょっと聞いてみるか
あなた
あの
颯太
なに
あなた
琉楓って知ってますか
颯太
琉楓くんのこと?
あなた
はい
颯太
部活同じ。
ほらやっぱり。


なんかそんな気がした。

颯太
琉楓くんの知り合いなの?
あなた
幼なじみです
颯太
颯太
君なんだ
颯太
琉楓くんの幼なじみ
あなた
しってるんですか
颯太
うん。あなたでしょ。いつも話してる。
あなた
そうです
颯太
なんか思ってた子と違うかも
あなた
それどういう意味ですか?
颯太
もっと明るい子かと思ってた
あなた
…悪かったですね
颯太
いや、でも俺と似てて面白い
あなた
似てないですよ?絶対に。
颯太
いや似てる。俺が思うからそう
あなた
まあ勝手に思ってください
少し間が空くと
颯太
…俺、颯太。
突然名を名乗り出した



颯太。聞いたことある。


琉楓の部活内で1番難しい人って言われてる人だ。


誰も感情読めなくてわかんないみたいな。笑

あなた
あ、君が颯太くんなんですね。
颯太
そう
颯太
しってた?
あなた
そりゃ知ってますよ
颯太
俺、あんまいい噂聞かないでしょ。
あなた
確かに、そうかもですね…
颯太
あんま人と関わるの得意じゃないし、おまけに目つきも悪いから。
颯太
俺、自分の目つきが嫌いなんだ。
あなた
なんでですか?
颯太
なんでって…
あなた
私は個性的でいいと思いますけどね
颯太
…!
すると突然大きく目を見開いた

颯太
嫌じゃないの、?
あなた
嫌も何も。颯太くんは颯太くんじゃないですか。
颯太
颯太
君、変わってるね。
あなた
…変わってるって?
颯太
…なんでもない。
颯太
…俺、もう行くね。それじゃ。
あなた
え、あ、ちょ…
そう言って颯太くんは屋上から出ていった


出ていく時なぜか颯太くんの耳が赤くなっていた


なんだったのかな…?

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