リクエストした沢山ありがとうございます😭💕
ノボリクダリ全然覚えてません...
アルセウスに1人いたなーくらいでほんとに、、
イメージ違ったらごめんなさい😭😭
地下深く、冷たい空気が循環するギアステーションの奥深く。
ガタン、ゴトンと遠くで響く電車の振動が、私の鼓動とシンクロしているようでした。
私の目の前には、白と黒のコートを纏った双子のサブウェイマスター。
普段は凛として、乗客に「指差し確認」を促す彼らが、今は二人して私の行く手を阻むように立っています。
ノボリさんの低い、通る声。クダリさんの少し幼い声。
私は今、二人に挟まれている状態でした。
私がサブウェイのスタッフとして働き始めてから、数ヶ月。
最初は憧れのサブウェイマスターの下で働けることに喜びを感じていたけれど、最近、何かがおかしいと感じ始めていました。
きっかけは、休憩室での何気ない会話だったと思います。
私が微笑むと、ノボリさんの口角がほんの少しだけ、本当に微かに上がりました。
でも、その背後からクダリさんがひょいと顔を出し、私の肩に腕を回したのです。
二人の視線が、私の頭上で火花を散らしているような気がしました。
その時はまだ、「仲が良いな」なんて呑気に構えていたけれど。
次第に、彼らの「指導」は熱を帯び、執着へと変わっていきました。
シフトはいつの間にか、必ず二人と一緒に組まれるようになり、私が他の駅員と話していれば、どちらかが必ず割って入ってくる。
そして今日。終電が行き過ぎた後のホームで、私は二人に呼び出されたのです。
ノボリさんが、一歩詰め寄ってきました。
彼のトレードマークである帽子が影を作り、鋭い眼光が私を射抜きます。
クダリさんが、反対側から私の腰に手を回しました。
逃げられないように、じりじりと壁際へ追いやられます。
心臓が、耳元でうるさいくらいに鳴っています。
二人とも、表情はいつもの「サブウェイマスター」のまま。
でも、その瞳の奥にある熱量は、明らかに運行規定を逸脱していました。
ノボリさんが私の頬を、手袋越しにそっとなぞりました。
革の冷たい感触が、肌に刺さるようです。
クダリさんの手が、私の背中に回され、ぐい、と自分の方へ引き寄せられます。
それを見たノボリさんの眉が、不快そうに寄りました。
二人が私を巡って言い争う声が、誰もいないホームに響きます。
私は、二人の間で揺れる振り子のような気分でした。
右を見れば情熱的な狂気を孕んだ笑顔、左を見れば理性的で冷徹な支配欲。
勇気を振り絞って出した声は、ひどく震えていました。
すると、二人の動きがピタリと止まりました。
クダリさんが、小首を傾げます。その目は全く笑っていません。
ノボリさんが、私の手首を掴みました。
反対の手首は、クダリさんに。
二人の力が強まります。
私が、自分の意思で歩くことはもう許されないのだと、本能が悟りました。
連れて行かれる先は、ギアステーションのさらに深く、関係者以外立ち入り禁止の、彼らだけの聖域。
二人の顔が、左右から近づいてきます。
ノボリさんの厳格な香りと、クダリさんのどこか甘い香り。
その二つが混ざり合って、私の意識を白濁させていきました。
遠くで、始発列車の準備を知らせるベルが鳴りました。
けれど、私の「今日」が終わることはなく、二人が引いたレールの上を、ただひたすらに走り続けるしかない。
視界が暗転する直前、私が見たのは。
最高に幸せそうに笑う、二人の執着の形でした。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!