第13話

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2024/01/30 06:00 更新
とある日、私はドラマの撮影が終わったあと、

音楽を聴こうと音楽アプリを開いた。

♡
   …無題    

底にはUNTITLEDという、知らない音楽が入っていた。

気晴らし程度に…と開いてみた。

♡
   …っ    

眩しい光に包まれ、私は何処かへ飛ばされた。

_______ “ ??? ” _______


♡
   …何処。   

私は突然の出来事に、戸惑いを隠せなかった。

ここは、素敵な、神聖な場所。

   心中心中
女と心中

私の愛しの人が歌いそうな歌を歌う、包帯がぐるぐる巻きの見た事のありそうな少女が居た。

♡
   はぁ!!こんな処   
に綺麗な川がある
じゃないか!!

♡
   えーい!!   

ザブーンっと派手な音を立てながら、少女は川に入る。

♡

♡
   ごぽごぽこぽごぽ   
!!

訳  ❥︎  あ!!愛聖ちゃんじゃないか!!

その少女は私を見つけるや否や目だけを出して、私に語りかける。

♡
   人違いだと思います    

私は皮肉を入れた笑顔で初音ミクを見る。( 思い出しました )

♡
   そんな筈ないよ!   
!なんたって、私
が連れて来たんだ
からねっ

♡
   じゃあ返して下    
してください。

♡
   あ!私にはその仮 
面、外していいん
だよ。

随分と素敵な言い回しをするな、と思った。

普通に良い子ぶるなって言えばいいのに。

でも、ミクになら、外してもいいかも。

♡
   … 解った。   

♡

♡
   (    随分と絶望して   
るねぇ… )

♡
   此処は、偽りのセ   
カイ。

♡
   偽りのセカイ…   

♡
   そう。君の想いが   
連なって出来たモ
ノだよ。

♡
   まぁ後、もう1人の   
力で出来たんだけ
どね。

♡
   誰なの?   

♡
   それは…まだ言え   
ないかな

♡
   じゃあ簡単だ。   

♡

♡
   お兄ちゃんとのセ    
カイでしょ?

♡
   …と、言うと?   

♡
   アイを殺す手伝いを
した私達の父親を殺
したいと云う想いか
ら出来た。

♡
   そうでしょ?   

♡

ミクは黙って下を見る。

冷たい空気が流れる。

凍ってしまいそうな空気。

♡
   ん〜全然違う!!   

さっきの緊迫の空気とは反対にケロッとした顔で私を見つめた。

♡
   それは後々解るよ   

♡
   それよりだ。愛聖   
ちゃん

ミクは私を真剣な目で見る。

♡
   君には前世で大き 
な力があったよね

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