…あ。会話終わった。気まず。
なに話そう…
いつから視えてるの?
とか?
でも質問攻めされたって
さっき(第2話&第5話参照)みたいに
答えられるわけないよな…?
人外のこと褒めるか…?
いやなんか…褒めれる自信ない…
急に褒められたら多分誰でもビビるし…
…あ
放課後で、
だれも見ていないから
というのも
あるのか、
つい気が緩んでしまって
小首を傾げる。
…黙った。
あれこれ引かれてない?
え。どうしよう。
え。令嬢じゃん。
確かこの人
ひとりとかなんとか
言ってたよな?
家に帰りたくない、とかも。
なんで?
少なくとも家には
家族いるはずだし
お手伝いさんもいて
楽なんじゃないの?
楽じゃないの?
じゃあ、僕は?
バクが喋ったおかげで
正気には戻ったが
言ってることは良くないので
蹴った。
ちょっといつもより強すぎたか…?なんて思っている間に彼女はこちらを見ていた
…えなんか困惑してる…
大丈b
バクにとって
小声のつもりなのだろうが
常人には
ものすごい声量で聞こえる。
しょうがない
アレをしよう。
するりとストラップを外して
とにかく回す。
早く回るようになったら
縦や横にぶん回して撹乱させるのがコツだ。
女って言うなよ
いつも言ってるだろ
失礼だからやめてくれ
いつも言ってる言葉を心の中で叫ぶ
回し終えたところでストラップを肩に掛け直す
うるさいなぁ
バクが変なこというからじゃん
と口にしそうになる。
小さな子供風に言えば
「僕しーらないっ」
的な言葉なんだろうか
言わなくて良かった。
知的…
途端に
何処からか先程の人外が
二、三匹ほど出てきた。
なんでドヤ顔…??












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。