第4話

3:「私、転校します」報告
112
2026/01/17 13:04 更新



                                     〜学校〜


新学期(二学期)、2回目の学校。(1回目は始業式)

私の席は窓側の真ん中辺り。

これで1番後ろだったらもっと最高だったのになと思いつつ、席に着く。

次、紹介するのは切島の席だ。

切島の席は私とまぁまぁ近く、窓側から3列目の後ろから2番目のところ。

そしてお次は奏音の席、奏音の席は……



奏音
おっは〜あなた



私の隣の席。

奏音は鞄を机の上に置き、私に挨拶してくる。



あなた
おは〜



私も挨拶を返し、そこから今日のことについて話す。

……が、今世の私のルーティンらしい。

うーむ、めっちゃ普通。

まぁ普通がいいんだろうけど。

あ、てかそうだ。

奏音たちに引っ越すこと教えないとだ、今教えるかあとで教えるか……

今だな、後にするとすぐ忘れるから。



あなた
奏音奏音。

奏音
ん?なに?

あなた
埼玉県って知ってるよね??




私は日本人なら知ってないはずがないことを最初に聞く。


なんせ、埼玉はク○ヨンし○ちゃんの聖地だからね。



奏音
え、うん、知ってるけど……

奏音
埼玉県がどうしたの??




奏音は頭上にハテナを浮かばせる。



あなた
…実はいうと私、来年から埼玉県で生きていくことになりました。

奏音
……え??なんて??

あなた
実は!いうと私!来年から埼玉県で(

奏音
いや聞こえなかったわけじゃなくて。




あ、聞こえなかった訳では無いのね。


まぁ分かってたけど。(分かってたなら最初から言うな)



奏音
え、それまじで言ってんの??

あなた
まじまじ、おおまじ。




奏音は信じられないという顔で私に再度 確認してきた


それに対して私は少し ふざけ気味にマジだよと伝える。



奏音
まじか……違う県に引っ越す=学校も転校するってことっしょ??

あなた
うん、そうなるね

奏音
え、どこ中 行くの??




そういや、まだ伝えられてないな…


まぁどこであろうと推しと離れるなんて地獄でしかないのは変わりないだろうけど。


この💩が(💩=クソ)



あなた
いやー、それがまだ教えられてなくて

奏音
へぇー…

奏音
それ切島達にも言っといたら??

あなた
うん、言うよ。

あなた
あとで。

奏音
絶対忘れるパターンやん。






























その後、これからの行事などの確認をしたりして、今現在 放課後。

放課後になり、私は家へと帰っていた。

そして私は重大なことに気づく。

それは…



あなた
切島たちに言うの忘れてたぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

あなた
切島ぁぁぁぁぁ!!!三奈ちゃぁぁぁぁぁん!!!ちょ待ってぇぇぇぇぇぇ




私は1番言おうと思っていた推し2人切島、芦戸に言い忘れていたことを思い出し、ダッシュで学校へと戻って行く。






















                           〜学校に戻り教室〜


女子
三奈ちゃんならさっき、友達と一緒に帰っちゃったよ??











男子
切島さっき帰ってったわ。




















あなた
うおぉぉぉぉぉ!!!こうなったら家にとつるしかねぇぇぇぇ!!!(鼻血)



あなたは推しの家に行くということが嬉しすぎて鼻血を出している。

つまりは「見かけたらすぐ警察に」!!




































〜切島の家〜


                                  ピンポーン


切島
はーい!!



ガチャッ



切島
どちら様です……ってあなた!!?

切島
ど、どうした!!?




切島はチャイムを鳴らしたらすぐに出てきて、私に方で息をする私に困惑気味にどうしたと問いかけてくる。


というか、自分で出るだなんて偉いね…ヨシヨシしてあげたいわ……(犯罪)



あなた
きり……ひぃ…つたえ……はぁ…わすっ……うっ……

切島
ホントにどうした!!!?




訳:「切島、伝え忘れたことがあって」


そう言おうとしたが、あまりの体力の無さに言いたいことを上手く言えなかった。


推しにこんな醜態を晒すだなんて……よもや、穴があったら入りたいッ!!(どこかの炎柱)






















〜切島の家 玄関〜


「とりあえず中に入れ!」と言われたが、それはなんか色々とヤバイ気がするので玄関で話すことにした。



あなた
ふぅ……

切島
落ち着いたか?

あなた
うん、だいぶ……




私はやっと呼吸も落ち着いてきて、まともに話せるようになった。


切島やさすぃ優しい……



切島
それならいいけど…んで、どうしたんだ?

切島
んな息切れするくらい急いで走ってきたんだから、相当な急用なんだろ??

あなた
ま、まぁ、私にとっては急用かな……

あなた
えーとですね、単刀直入に言いますが……

あなた

切島

あなた
……

切島
……?




私は少し言うのを躊躇ったが、けどやっと意を決して言うことにした。



あなた
………すぅっ…私、来年から埼玉県に引っ越すことになりましたので、転校することになりました。

切島
えぇぇぇ!!?そうだったのか!!?




切島は目を見開き、とても驚いていた。


そんな切島に私は更に言葉を続ける。



あなた
うん、そうだったんだよ、

切島
そうなのか……今が9月だから…

あなた
あと3ヶ月くらいしか一緒に過ごせません。

切島
まじかぁ……寂しくなるな…




切島は少しションボリしながら寂しくなるなと言う。


私のことでこんなにも寂しそうにしたくれた切島に対して少し嬉しい気持ちと 逆にこんな寂しがらせるようなこと言ってしまった申し訳ない気持ち、


そしてあと3ヶ月後には推しと離れ離れになってしまうという事実に悲しくも寂しくも思い、胸を締め付けられる。



切島
……寂しいけどよ…ポジティブに考えればあと3ヶ月も一緒に過ごせんだから、それまで思い出たくさん作ろーぜ!!

あなた
!…うん、そうだね、そうしよう!!




しんみりとした雰囲気だったが、切島がそう言い明るい雰囲気へ変えてくれた。


ホント、切島のそーゆうところ好きよ(有罪)



切島
よし!!そうとなれば早速、来週の日曜って空いてるか?

あなた
空いてるよ!!(なんなら空いてなくても推し友達のためなら空かせるよ!!)

切島
じゃあ、その日遊べるやつ呼んで、みんなで遊ぼうぜ!!

あなた
おぉぉ!!!いいね、そうしよう!!!

切島
うし!!じゃあ決まりだな!!

あなた
うん!!!ありがとうね!!!




切島はさっそく、私のために遊ぶ計画を立ててくれた。


ところで、結婚式はいつにする??(死刑)



切島
ダチなんだからこれくらい当然だろ?




切島はそう言い、ニカッと歯を見せて笑った。



あなた
そ、そー…なのか???いや、そうだな!!!




推しが言うんだ、正しいに違いない。(危ない思考)


てか、ニカッて…ニカッて!!!!眩しすぎんだろ!!!


私、君の眩しさに焼かれちゃう!!!!!


そう思っている間にも時間は過ぎていった。


切島とお別れするのは惜しいが、そろそろ三奈ちゃんにも伝えに行かないと…



あなた
あ、ほんじゃ私 三奈ちゃんとかにも伝えてくるから!!

あなた
またね!!!来週の日曜、楽しもうね!!!

あなた
そんじゃあ、また明日〜!!!




私はまた全速力で走り、三奈ちゃんの家へと向かって行く。



切島
お、おーう!!!










切島
…引っ越し…か……
































                                〜芦戸の家〜


                                    ピンポン


芦戸
はいはーい!今行きまーす!



ガチャッ



芦戸
誰ですかー?ってあなた?!!




三奈ちゃんも早く出てきてくれて、おまけに ほぼ切島と同じ反応をした。


まぁ、同じ反応にもなるだろう、だって私は今…



あなた
あ……み、みぃ……はぁはぁ……なちゃん……つたえっはぁひぃ……たいことが……ありまして……ぜぇ……




さっきのこと切島の家まで全速力で走り死にかけたことを学ばず また同じことを繰り返し、死にかけているのだから。



芦戸
めっちゃ疲れてるじゃん!!?早く中入って入って!!

あなた
あ、いや、だいじょぶ……(そんな長話じゃないし)玄関で話すから……

芦戸
その状態でよく大丈夫って言えんね!!?

芦戸
いーから!!ほら!!早く!!

あなた
うぐぇっ?!




私は三奈ちゃんの誘いをやんわりと断ったつもりだが、それも虚しくも半ば強引に家の中へと押し入れられてしまった。
























                              〜芦戸の部屋〜


芦戸
んで、どうしたの?いきなり家に圧し掛かってきて

芦戸
それに制服だし、まだ家に帰ってない感じ?

あなた
帰ってない感じ……



私は今現在、三奈ちゃんの部屋でお茶とケーキ出してもらい話をしている。


アニメで見た部屋だ…!!(第51話「入れ寮」)

やばい、いい匂いする。鼻血でそう。



あなた
(長居したら全部の穴という穴から血が出てきそうだから早めに話そう…)

あなた
…えーっとですね……私、来年 埼玉県に引っ越すことになりましてぇ…なので、中学校も来年から変わります……

芦戸
えぇぇぇ!!!?まじ!!?

あなた
本気とかいてマジ。




三奈ちゃんの部屋にいるという事実でもう死ねそうだが、ここで死ぬのはマズイと思い早めに話す。


そうすると三奈ちゃんも目を見開き、とても驚いていた。


あ、このケーキ美味しい。(いきなり話が変わる人)



芦戸
しかも来年って……そんなに一緒に過ごせないってことでしょ!!?

芦戸
なんでもっと早く言ってくんないのー!!?



そう言いながら、三奈ちゃんは私の肩を掴み揺さぶる。



あなた
わ、私も〜昨日言われたのよぉ〜

芦戸
昨日!!?

あなた
(あ、止まった)う、うん

芦戸
ダンボールとかってお母さんたち用意してなかったの?!!

あなた
う、うーん…どうだろ……けど最近よく「なんか物消えてんな」と感じることはあったよ

芦戸
絶対それ引越し準備してんじゃん!!!

芦戸
なんで気づかないの〜!!!



そして三奈ちゃんは1度やめたかと思ってた揺さぶりをまた始めた。



あなた
そ、そんなこと言われても〜

あなた
引っ越しとか生まれてしたことが……


























「わ〜!!みんな、きれいなお花ありがとう!!」

















あなた
……

芦戸
?あなた??

あなた
……し、したことが…



















「…またね」
























あなた
……ある…??

芦戸
なんで疑問形???







































芦戸「てか、あなたって引っ越ししたことあるでしょ??」


あなた「あったっけ……??」


















プリ小説オーディオドラマ