刃蕉と連絡が途絶えて早2日
手がかりはあの動画だけ__
私は刃蕉が最後に居た部屋、「尋問部屋」に居た
血生臭い匂いと器具の匂い
独り言の様に呟く
何時も居る彼が居なくなると、何だか物足りない気もするが
そう言って私は首領の言ったところへと向かった
-或る組織-
ドガッッ
バキッッ
ドッッ
バギィッ
ドサッ
血濡れた手を見つめて私は思う
.....何も得られなかった
蹴散らした奴等の身体を踏み分けながら私は歩く
一体何処へ消えた?
私よりも強く
私よりも聡明で
..私よりも、気高い貴方が。
貴方は何時も、私を助けてくれる
私は、助けられてばかりだ
私を、何時も守ろうともしてくれる
言葉でじゃなく、自然と行動で__
そうして私は手がかりを探しに先ずは中也先輩の元へ向かった
-ポートマフィア本部
中也の部屋-
コンコン
ガチャッ
入って直ぐ、私は違和感を覚えた
おかしい、この時間帯に中也先輩が出ることは無い..
私は事件性を考え、部屋に入る
そして、部屋に居た痕跡や後を調べる
そして私は考える
そこまで考えて私は立ち上がる
そして其の儘首領室へと向かった。
扉を出た私は気づかなかったが...
..中也先輩の机の上に置いてあったメモがひらりと落ちた。
「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__ は た。
... 原 夜が、 蕉 を殺 .
____________________」
-首領室前-
コンコン
ガチャッ
扉を開けた私を狙ったかの様にナイフが飛んだ。
ビュンッッ
私は直ぐに気付いて地面を蹴り飛び、ナイフを回避する
すると其処には投げてきたと思われる奴が私を見据えた
スゥ
ヒュウッッ
ザクッッッ
ズザッ
私は反応しきれずに利き手..、右腕を斬りつけられる
直ぐに下がり私はナイフを構え直す
私はナイフを触って言う
そして私は異能で強化したナイフを構え、直ぐに相手を狙う
ダンッッッ
ザシュッッ
相手がふらつく
私はナイフに付いた血と脂を拭い、再度突きつけた
スッ
ヒュオッ
目の前から消えるようにして行った彼らを思い返す
カップルの様に見えたが、何処かぎこちないカタチがありそう____
そこまで考えて私はヒントを反芻する
私は悩む
上記2つはかなり込み入っていそうだ...
そして私は、背筋を伸ばす
そして私はナイフを仕舞い、腕を抑える
ポタポタと真っ赤な血液が垂れる
私は腕を抑え乍も歩き、或る所へと向かった__
-武装探偵社-
僕が作業をする国木田さんを見ていると、突然服を引っ張られる
クイクイ
思わず僕は後退りする
そして声の主を見て僕は叫んだ
水でびっしょりと濡れた儘、太宰さんはにこにことしている
それを見て乱歩さんが口を開いた
けらけらと笑いながら乱歩さんのお菓子を取りに太宰さんは行く
その時僕は振り返って探偵社社員達を見た
それぞれがそれぞれの過ごし方をしている様だ
そんな時、探偵社の扉が開いた
ガチャ
ガタガタッ。
その場に居た全員が立ち上がり、入ってきた人物を見据える
そのなかで国木田さんが声をあげた。
威厳たっぷりの社長を見て皆背筋を伸ばす
すると社長宛に電話が掛かってきた
ピルルルルルルルルル
ピッ
その時、社長の表情が変わった
目を見開き、電話口の相手と何やら深刻そうに話している
ピッ
そう言って社長は電話を切った .
電話の相手が気になり、思わず聞いてみる
そう言って社長はまた探偵社を出た
その場に沈黙が下りる
沈黙を破ったのは国木田さんだった
そしてその場から国木田さんが立ち去る
立ち去る際、ぼそりと呟いた
-数分後-
ガチャ
社長はひとしきり探偵社の皆々を見た後、ソファに腰掛ける
そしてまた、沈黙。
その時だった
ジジジッ
探偵社に誰か来たことを知らせるベルが鳴る
社長は閉じていた眼を開き、云った
そして僕は立ち上がり扉を開ける
其処には
_______________________


























編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!