最初に
この本は、娘の未来がかいた日記です。
未来が書いた日記を読み、この世界が差別のない、誰でも自分らしく生きれる世界になることを願っています。
☓月☓日
私の娘の未来が亡くなりました。
まだ、自殺なのか殺されたのかは、分かりません。
屋上から、飛び降りたのです。
これまで、娘はいじめ、という言葉を感じさせないくらいに笑顔で過ごしていました。
兄も弟もおり、楽しく過ごしていると、思っていました。
ですが違ったのです。未来はいじめで苦しんでいて、学校もいじめがあったから、休んでいたのです。
私は、障害で、みんなに心配されたり、気を使わせるのが辛いから、休んでいたのだと思い込んでいました。
私は気づけなかった。
未来が、いじめられていることが。
毎日見ていたのに、
私よりも辛く、生きているのに、
明るく振る舞って、どれだけ辛かったのでしょうか。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。