第6話

舞園さやか 虚しさ
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2024/12/04 06:28 更新






 舞園
あなたさん
あなた 
なーにさやかちゃん
 舞園
あなたさん
 舞園
私、もう限界が近いのかも

突然何かを言い出したさやかちゃん。
中学の頃少し関わったくらいの子。

だけどどこか懐かしさを覚える子。

あなた 
限界…って?
 舞園
何回あなたさんの死を見た事か
 舞園
もう…耐えられない…っ
あなた 
さやかちゃん……?
 普段とは打って変わって、取り乱した表情を浮かべる。

 舞園
今夜、人を殺害します
 舞園
私には…もうそれしか……


意味が分からなかった。
何故さやかちゃんが人を殺さなければならないのか。
何のために。
どうして。






あなた 
さやかちゃん、落ち着いて
 舞園
もう…
 舞園
その言葉は何回も聞きましたよ
聞き飽きる程に。と言いさやかちゃんは私達が居た部屋を飛び出した。




さやかちゃんが誰かを殺す…?
そんな事出来るの?
力の弱いさやかちゃんに出来るの?
返り討ちにあったりしない…?







今こそさやかちゃんを止めるべきだった。
だったって事は止められなかった。


私にはさやかちゃんを止める理由は無い。
さやかちゃんの身に何があったのかも分からないのに私がどうにか出来る確証なんて得られない。





止めとけば良かった。
なんて、思い返すには遅いだろう。










あなた 
さやかちゃん
あなた 
私が止めておけば良かったのかもね
もう動く事の無い死体に話し掛けても意味は無いのかも。
誠くんの叫び声。
あれはさやかちゃんの死体を発見した時の悲鳴だろうね。

拝啓
私のスーパーアイドルへ

死なないで欲しかった。



私の胸には虚しさしか残らなかった。











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