生物とロボットを愛してやまない燕昇司あなたはいつからかその手のスタンド能力を手に入れた!
彼女の能力は「想像した生命体の創造」である。
最もわかりやすくいえば「あらゆる物に動力を与えることができる能力」である。
命とはまた違う、“動力”だ。
そして今日も彼女は夢と希望をのせて新たな合成生命体を作り出すのであった。
ギチギチと鳴らしながら動き続けるトットをあなたの下の名前は捕まえた。
油を差した瞬間にトットちゃんはするりとあなたの下の名前の腕から脱出し走り回るのであった。
ここは燕昇司あなたの下の名前の所有している室内庭園。あなたの下の名前が制作したロボットたちはここで日々を過ごしている。
あなたの下の名前は急いで寝室に戻った。
19:26
あなたの下の名前は一生懸命勉強していた。
しかしトイレに行こうと立ち上がった際ロボットたちについたGPSの位置情報を地図上に共有するパソコンの画面が目に入った。
なんとこの家に集合しているはずの位置情報が一体だけ敷地外に表示されていたのだ。
トットちゃん脱走!!
あなたの下の名前はすぐにVR機器を被ってトットちゃんと視覚を共有した。トットちゃんは目が4つあり、額のひとつが視覚共有できるようになっている。
人目につかない裏路地をずっと歩いていることに安心したあなたの下の名前がVR機器を脱ごうとしたとき、目の前に人影が見えた。
トットちゃんはとっても内気な性格なため壁越しからその人物を見ているようだった。
そこには金髪のスーツを着た成人男性と腰を抜かし地面に座る若い男性、そして_
宙を浮いたネコ型のスタンドがそこにはいた!
ネコ型のスタンドに興奮していると、スーツの男性が右手を挙げるとスイッチを押すかのような動作をした。
すると地面に座っていた男性から爆発が起こった。
煙が晴れるとそこには塵のひとつさえないようだった。
爆発後のネコ型スタンドのたたずまいに見惚れていたが、トットちゃんは爆発にびっくりしてそこから逃げてしまった。
幸せな出会いをしたあなたの下の名前はVR機器を外し、トットちゃんに帰宅するよう指示した。
ここから想いが暴走し、再び会うために冒険することを今は誰も知らない。
次回:とりあえず杜王町で金髪の男性を探そう!
以下:夢主設定
名前:燕昇司 あなたの下の名前
年齢:17
性別:女
身長:164cm
体重:45kg
誕生日:11/27
性格:好奇心旺盛。嫌いな物事ができにくく、みんな仲良しいえい✌️的な人。
スタンド:バイオロジー・ポリス
自身が想像したロボットやキメラなどを作ることができ、そして無機物には運動性を与えることができる能力。100mの規模で自由に指示を出すことができる。彼女はスタンドによる生命体を“合成生命体”と呼んでいる。
■発動・継続条件
①白衣を着ている
②内部構造のイメージまで持っている
好き:ロボット/合成生命体の制作/ネコ
嫌い:
趣味:ロボット制作/生物の飼育/猫カフェ
将来の夢:生物学者
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。