・5章完までのネタバレ!!!!
そう言って夢ちゃんは月のない夜空を見る。…思い悩んでいるような顔だ。ちょっと精神に来ているんだろう
…おばあちゃん子だと少し前に聞いたことがある。親もいないんだろう。花っていう子は…多分、姉妹か従姉妹辺りだろう。前まで一緒に暮らしていたんだと思う。だからふたりがいないっていう発言になった。…頼られてたんだな
…ルルに頼るのは少しわかんないけど
ルルは辺りを見回して、夢ちゃんに声をかけた
夢ちゃんはそう言うと、少し後ろに歩く
あっ、と声が聞こえたと思ったら夢ちゃんがこちらを振り向く。その顔は安心したような、微笑みだ
夢ちゃんは眠たそうに手を振って、ここから去っていった
…ルルは後ろを向き、月のない夜空を見上げながら夢ちゃんを追おうとする一つの人影に声をかけた
ルルがそう言い終わると、流夜くんは少し考えたあと口を開く
誤魔化したな〜、と思いながらルルは空を見上げる。月が見えない空。綺麗だな、と考えつつルルは言葉を続ける
後ろを振り向く
流夜くんはそう言って、ここから去っていった
……なんだろ
ルル、そういうの…嫌いじゃないはずなんだけどな
嫌悪感?拒否反応?……なんか違う
口角は上がっていたのか下がっていたのかは分からなかった
ルルはそう言って、最後に寮へ戻った












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。