第17話

page17.サイン
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2023/10/01 12:58
ーピピピピピピ
アラームが鳴った。
そろそろ起きなければならない。
(なまえ)
あなた
んん……
私は瞼を擦りながら上半身を起こす。
すると、なんだか脚に暖かさと重みがあるのに気づいた。視線を脚に移すと、そこにはLがいた。どうやら眠っているようだ。
(なまえ)
あなた
(やっぱりかっこいいなぁ…)
出来ることならば起こしたくないが、このままだと身動きも取れず、Lも風邪をひいてしまうので、起こすことにした。
Lの頬を軽くつつき、名を呼ぶ。
(なまえ)
あなた
える…おはよう、朝だよ。
L
L
……はい…おはようございます…。
(なまえ)
あなた
遅くまでお仕事頑張ってたの?
L
L
いえ、そういう訳では無いのですが……
(なまえ)
あなた
じゃあどうしてここで寝てたの?寝ぼけてたとか?
L
L
……理由は言えません。
(なまえ)
あなた
……?
なんだかLらしくない、
一体どうしたというのだろう。
私は不安になり、Lに抱きつく。
L
L
…!
(なまえ)
あなた
L…大丈夫…?私心配だよ…無理しないで…
L
L
…あなたは本当に優しいですね。
私なら大丈夫ですから、気にしないでください。
(なまえ)
あなた
うん…分かった…
そう言って、Lは部屋から出て行った。
(なまえ)
あなた
……
ふと床に視線を移すと、紙の切れ端が落ちていた。
(なまえ)
あなた
…何これ?
私は紙切れを拾い上げる。
(なまえ)
あなた
んー…なんの切れ端だろ…まぁいっか、捨てちゃお!
そう言って私はゴミ箱に切れ端を捨てた。
(なまえ)
あなた
…お腹すいちゃった、朝ごはん食べよっと!
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          キッチン
(なまえ)
あなた
なんかあったっけ…?
私は冷蔵庫を開けて材料を見る。
(なまえ)
あなた
あっ…!いちごあった!
私は材料を取るために上へ手を伸ばす。
(なまえ)
あなた
ん〜…とれな…
すると、私の手に大きな手が重なった。
L
L
困ったらいつでも呼んで下さっていいんですよ。
(なまえ)
あなた
L…!いつの間に…?!
でもありがとう〜!大好きっ!
L
L
はい、私も大好きです。愛してます。
そう言ってLは私にいちごを手渡し、リビングの椅子にいつもの座り方で座った。
            10分後
(なまえ)
あなた
できた!
私は出来上がった物を、Lのいるリビングへと持って行った。
(なまえ)
あなた
おまたせ!できたよ!
L
L
ありがとうございます。
Lは笑顔で私から受け取り、食べ始めた。
L
L
…美味しいです。やっぱり流石ですね。
(なまえ)
あなた
そうかな〜!ありがとう!
私も食べよ〜っと、いただきます!
私は手を合わせてから、自分の作ったものを口に運ぶ。
(なまえ)
あなた
ん……!
なかなかいい感じ!
              5分後  
(なまえ)
あなた
ご馳走様っ!
私もLもすっかり食べ終わり、Lは部屋へ戻ろうとしていた。
(なまえ)
あなた
お皿洗いでもしよ〜
私はシンクの前に立ち、皿を洗い始めた。
すると、後ろから抱きつかれた。
(なまえ)
あなた
私は驚き、振り向くと、そこにはやっぱりLの姿が。
(なまえ)
あなた
どうしたの?
L
L
いえ…少し緊張していて…。
(なまえ)
あなた
……?
やはり、なんだか朝から変な感じがする。
本当に大丈夫だろうか。
(なまえ)
あなた
緊張…?
L
L
すみません…こちらの話です。
(なまえ)
あなた
そっか…
私はLの頬に手を軽く添え、唇にキスを落とした。
(なまえ)
あなた
お願いだから無理しないで。
L
L
はい、大丈夫です。ありがとうございます。
そう言ってLも私に軽くキスを落とした。
今日はいつもより哀しいキスだった。
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ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
久しぶりの更新でごめんなさい、話も適当になっちゃってごめんなさい、
本気で反省してます。
でも言い訳させてください!!!
テスト期間だったんですよ、更に9月めちゃ忙しかったんです!
……知るかよって話ですよね、すみません。
でも作者が更新していない間にもたくさんの人に読んでいただけて…ありがたすぎます。
これからもできる限り頑張るので、よろしくお願いします!

では、次回もお楽しみに!

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