ーピピピピピピ
アラームが鳴った。
そろそろ起きなければならない。
私は瞼を擦りながら上半身を起こす。
すると、なんだか脚に暖かさと重みがあるのに気づいた。視線を脚に移すと、そこにはLがいた。どうやら眠っているようだ。
出来ることならば起こしたくないが、このままだと身動きも取れず、Lも風邪をひいてしまうので、起こすことにした。
Lの頬を軽くつつき、名を呼ぶ。
なんだかLらしくない、
一体どうしたというのだろう。
私は不安になり、Lに抱きつく。
そう言って、Lは部屋から出て行った。
ふと床に視線を移すと、紙の切れ端が落ちていた。
私は紙切れを拾い上げる。
そう言って私はゴミ箱に切れ端を捨てた。
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キッチン
私は冷蔵庫を開けて材料を見る。
私は材料を取るために上へ手を伸ばす。
すると、私の手に大きな手が重なった。
そう言ってLは私にいちごを手渡し、リビングの椅子にいつもの座り方で座った。
10分後
私は出来上がった物を、Lのいるリビングへと持って行った。
Lは笑顔で私から受け取り、食べ始めた。
私は手を合わせてから、自分の作ったものを口に運ぶ。
5分後
私もLもすっかり食べ終わり、Lは部屋へ戻ろうとしていた。
私はシンクの前に立ち、皿を洗い始めた。
すると、後ろから抱きつかれた。
私は驚き、振り向くと、そこにはやっぱりLの姿が。
やはり、なんだか朝から変な感じがする。
本当に大丈夫だろうか。
私はLの頬に手を軽く添え、唇にキスを落とした。
そう言ってLも私に軽くキスを落とした。
今日はいつもより哀しいキスだった。
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ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
久しぶりの更新でごめんなさい、話も適当になっちゃってごめんなさい、
本気で反省してます。
でも言い訳させてください!!!
テスト期間だったんですよ、更に9月めちゃ忙しかったんです!
……知るかよって話ですよね、すみません。
でも作者が更新していない間にもたくさんの人に読んでいただけて…ありがたすぎます。
これからもできる限り頑張るので、よろしくお願いします!
では、次回もお楽しみに!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!