後輩の中で1番、愛が強いと思う子
「井上 和」
加入当初から私のことを「推し」と言ってくれている。
さくら呼びを許したときは、4期の楽屋でも結構話題になって大変だった(笑)
美緒ちゃんが「さくら呼びは早い~」とか
かっきーが「じゃあ私が新しいあだ名考える~」とか。
でも、和ちゃんの「推し」が私と定着し始めると2人での仕事も増えた。
雑誌撮影はもちろん、CMなども一緒に出たり。
撮影では、私が原因でトラブルもあったな…。
カメラマン:今日はよろしくお願いします。まず遠藤さんからお願いします。
カメラマン:次は井上さんお願いします。
カメラマン:井上さん、顔が赤いんですけど大丈夫ですか。
カメラマン:助かりまーす。
そう、和ちゃんは私の1つ1つの行動を見てるんだよね。
だって元ファンだから、って今もか(笑)
私の根の性格のせいで「こんな私が?どこがいいのよ」
って思ってるけど
和ちゃんが「そこも好きなんです」って真っ直ぐな瞳で言ってくれるから、自信にもなってて。
でも和ちゃんって魅力的だから(顔可愛いし!)私も見ちゃうんだよね。
しかも頑張り屋さんだから、飛鳥さんが私を支えてくれてたみたいに
少しでもいいから和ちゃんの異変には気づいてあげなきゃって見るのが癖になっちゃったりもして
意外と目で追ってる、のかもしれない。
いつからだろう和ちゃんに対してこういう目でしか見れなくなったのは。
私は和ちゃんが好きなのか?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。