僕がマンションから出るタイミングでちょうどその声は聞こえた
僕が家を出る時間を計算してってこと…?
そんなことではないが気にしていてもしょうがないので僕は何も言わないことにした
そう言って手を差し伸べる甲斐田くんは流石はモデルと言わざるを得なかったが、少し気恥ずかしくなり意地を張った
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今にも吐いてしまいそうでとても大丈夫だとは思えなかった
何故こんなことになったのかと言うと
話は長くなるが______________
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そう勢いよく酔い止めを出した途端彼の手からは酔い止めはもうなく、ふわっちが開けていた窓の方に飛んでいき外に飛び出した
と、まあ要約するとこんなことがあったのだ
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そう言った時にはまた吐きそうになっていて甲斐田くんはほんとに喜怒哀楽がわかりやすい
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そういって甲斐田くんの頬に触れると火傷するほど熱く37.8°は超えていた
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どんだけ熱があろうと反抗するのは芸人…いや、モデル魂なのだろう
熱のある時の甲斐田くんは少し、というかだいぶ甘えるのでこっちも優しくしたくなる
時間が止まった
いや、そんな気がした
甲斐田くんが起き上がったと思ったら、気づけば彼の唇は僕と触れていた
熱のせいか柔らかくて溶けそうなほど熱いキスだった
呼びかけても返事がない
聞こえてきたのは彼の寝息だけだった
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社長に言われ自覚した瞬間
僕の心臓が早鐘を打った______________












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。