第2話

彼氏がいても/ARNO
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2026/03/04 07:08 更新

『あなたちゃん!好きㅎ』



そう言ってくる先輩
この人はジャンジアハオという人


私には恋人がいるということを知っておいてアピールをしてくる


いつも「わかりましたよ」と返す

『最近彼氏とどう?』

急にそんなことを言ってくる先輩

「どうって…いつも通りです」


『ふ〜ん』

聞いてきたくせにと思いつつその言葉は発さないでおく

『あなたちゃんはさ、どんな人がタイプなの?』

いつもは恋愛のことを聞かないのに…


「ん〜…これと言ったものは無いんですけど」

「優しい人…ですかね」


『そっか』

また、聞いてきたくせに興味のない反応をする先輩













『やっほ〜』 

「先輩、おはようございます」



次の日、学校に着くと先輩に会った



『可愛いねあなたちゃん』
  


いつも聞いている言葉が返ってくる

「ありがとうございます」

とだけ返す

なぜか嬉しいと思ってしまったのは内緒


この気持ちが何なのか
それは自分でも薄く気づいている


絶対にいつもは聞かないことを聞いてみよう

「先輩、もし私が彼氏と別れたらどうしますか?」



『ん〜…もっとアピールして僕を好きになってもらって僕の彼女になってほしいなㅎ』



先輩は知らない

この願いがもうすぐ叶うかもしれないということを



「へぇ〜…そうなんですか…」

「もし、私が彼氏と別れたら貰ってくれるんですか?」
「可愛くもないし優しくもない私を」

『うん、当たり前じゃんㅎ』
『僕は可愛くて優しいあなたちゃんが好きなんだよ?』






















 




私は彼氏と別れた




『おはよ〜あなたちゃん』

「先輩…!おはようございます」
「先輩、来てください」

『え、?なんで』
『あ…!ちょっと…!』

先輩の腕を引っ張って走る

言わないといけないことがあるから



『はあ…はあ…どうしたのそんなに走って』

走ったから息が上がっている

それさえもかっこいい



アピールされても何も思わなかったのに
今はこんなにかっこよくみえる

「先輩、私彼氏と別れました」

『え?!なんで?』


「先輩のせいですよ」
「先輩、もうアピールはしなくていいです」

そう言うと
『彼氏さんに迷惑かけちゃった、?』
『僕がずっとアピールしちゃってたから…』

しょんぼりする先輩


「違います」
「私がハオ先輩に惚れちゃったからですよ」

「私はハオ先輩が好きになっちゃったんです」
「だから彼氏とも別れました」



『え…?ほんとに?夢じゃないよね…』

そう言ってほっぺを触っている

「違いますよㅎ」
「現実ですㅎㅎ」

『だよね、よかった』
 

 

『遅いけど、』
『あなたちゃん、良かったら僕と付き合ってください』


私の答えはもちろん





「よろしくお願いします」

「ハオオッパ?ㅎ」






下手ですけど………頑張ります…!

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