in 国-シャワー室
ぽたぽたと水滴音が耳の真横に通る
体を洗ったのは何日ぶりだろうか、薄汚れた体が少し浄化されたような気がする
これからどうなるのだろうか...
総統様が言っていた通り私は幹部になるのだろうか
他の幹部はぽっと出の私を受け入れるのだろうか
先の事ばかりが頭を巡る
何故か幸せそうな事ばかり考えてしまう
ここに来てから、自分が少しおかしい
シャワーから出る水のようにいつも考えないことが
どんどん頭から溢れだしてくる
頭が疲れているのだろう、私は面を顔に貼った
用意された綺麗なタオルを使い体に着いた水分を拭き取る
タオルから優しい香りがした
花の香りが混ざった洗剤の香りが体を包み込む
小さい頃嗅いだ頃ある気がする
なんの花だっけな...
十分に水分を拭き取り、 シャワー室前の洗面所へと目をやる
用意してもらっていた洋服に袖を通す
身動きもしやすい、それに思ったより頑丈
見た目に反して耐久性はある
万が一があっても大丈夫...
元々来ていた服をまとめ私は部屋を後にした
in 国-医務室
........()
関西弁混じりで話すこの男はロボロと言うらしい
この人からは特に私への嫌悪感や警戒心がないらしい
隣りのペ神?と呼ばれる人には警戒してるように見えるが
気にしなくてもいいだろう
グルッペン...と言ったら総統の人か
おそらくだがもう全員に連絡しているのだろう
この感じだと自分の出身とその立場、
それと私の“これから”についても大まかに伝えられたのだろう
もう、未練も執着すら私にはない...
これから私は....
⤴もし良ければ見ていって下さい🥲🙏🏻
next→













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。