SUI side
その後というもの、1時間たたないうちに続々と皆さんが私のお部屋に入ってきた。
YUMA「SUIちゃんお久しぶり〜。お邪魔しま~す。元気してた??」
NICHOLAS「SUIちゃん、食べてないでしょ!女の子はちゃんと食べなきゃだめ。今日はみんなでたくさん食べよー」
EJ「心配してましたよ。あんなに練習熱心なのに、ずっと姿を見てなくて……。」
と個々に色々と温かい言葉を頂いた。
そんなかんなで
K「はい!できたよー!みんな座って〜。」
と次々と美味しそうなご飯が、私の小さなテーブルに並べられていく。入り切らなかったのは、大丈夫無者はカーペットの上に。
K「じゃあ、皆さんお手々を合わせていただきます。」
SUI「あ、あの!!!」
何か言わなきゃ!私は即座に言葉を挟む
SUI「こんな私のために、しかも母が危篤の時も優しくしてくださって本当にありがとうございます。実は弟も体調崩して入院をずっとしてて、悲しい姿を見せられなくて。元々家族を支えるためにアイドルになるって言ってたので、こういう事態も覚悟してて。でもでも!!」
そこまでいうとHARUAくんが優しく私を包み込む
HARUA「SUIちゃん、大丈夫。大丈夫だから、僕たちまだ出会って間もないからこんな事言うのあれだけど、若いのにそういうの全部背負って、大事なお母さんが既得の状態で、普通あんなパフォーマンスもできない。弟さんのために気丈に振る舞ってたから、自分の心が疲弊するのは当たり前だよ。僕たちのことはお兄さんだと思って、何でも頼って。」
そう背中をトントン赤子を合わすようにしながら、落ち着けてくれた。
あぁ、なんて&TEAMは温かくて優しいグループなんだろう。
そう思うと。また涙がこぼれる。
しんみりした空気が流れる中、
JO「あの〜、ご飯冷めるので、食べましょう?SUIさんも。」
そういって、9人と私の食事会ならぬ、慰労会が始まった












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。