場所はアイカツ武道館
私はステージが好きだライブが好き歌うのが好きファンも好き
大好きなライブの為ならば全てを使う
照明も、その場のノリも、失敗も、機材全てを使う。つま先から指先まで全てを魅せる
コツコツ
沢山の黄色い歓声が彼女を包む
再度歓声が上がる
彼女は自分を落ち着かせるように何かを呟く
これは彼女が作ったもの
S4で似た台詞がある?
当たり前だそれは彼女がS4にプレゼントした言葉だそれを今もずっと使っている
という事は彼女がどれだけ愛されているか分かるだろう
彼女はアイカツシステムに特別愛されている訳でもない
どん底から這い上がって来てやっとの思いで認められたのだ
アマテラスのドレスをスキャンしゲートをくぐる最後は彼女の決めポーズ
コツコツ
歌う前からオーラが彼女を包む
白いツバサが彼女をより1層引き立たせる
彼女のオーラが広がり観客も呑まれていく
"つま先から指先まで美しく"
会場が静まり返った
と
思った瞬間雷のような歓声が上がった
観客席を見渡すと何人か見覚えのある人達がいる
S4や学園長、期待の新人やエルザ・フォルテ他にもM4等が居た
楽屋 神月綺羅様
バンッ
ピロン
彼女はアイカツモバイルを出した
ステージ上で待っているわ
エルザ・フォルテ
ヒョコ
彼女はため息をつき
彼女は重い足取りでステージに向かった
エルザは彼女を自分の方に寄せた
エルザは真剣な目つきで言った
スッ
エルザは高級そうな色紙を出した
ナデナデ
このエルザでも彼女には色々な面で勝てないようだ