伊野尾side
大ちゃんにはああ言ったけど
俺はまだ納得してない
だって俺も大ちゃんのことが好きなんだもん
気持ちは大ちゃんと同じだよ
大ちゃんを家まで送った後
俺は山田の家へ行った
ごめん、大ちゃん
今回は大ちゃんの言うこと聞けないわ
ピーンポーン
俺は声を低くして山田の胸ぐらを掴んで言った
そこで見た山田の顔は山田じゃないみたいだった
俺は山田の態度にムカついて
拳で山田の顔を殴った
何コイツ殴られたのに笑ってんの?
俺は床に押し倒された
目を開けると山田がいた
山田は少し笑って俺にキスしてきた
俺は山田のその言葉を聞いて一気に青ざめた
山田が怖かった
大ちゃんは俺が知らないうちにこんなことをやられていたなんて
そう言った瞬間山田は俺の服と下着を乱暴に脱がした
山田は狂っていた
俺の中に山田のモノが入ってきた
慣らしてない中はとんでもなく痛かった
山田は腰を上下に動かす
山田は腰を激しく動かした
俺は泣いてしまった
山田は俺を立ち上がらせ壁に手をつかせた
そして山田のモノをもっと奥まで入れられた
山田は激しく動かした
俺はイッてしまった
俺はもう我慢できなかった
気づいたら言ってしまっていた
山田は俺からモノを抜いた
その瞬間俺は力が抜け床に倒れてしまった
有岡Side
俺は山田に呼び出されて
いのちゃんが家まで送ってってくれたらすぐに
山田の家へ向かった
ピンポーン
ガチャッ
玄関に入ったら靴が脱ぎ捨てられているかの
ようになっているものがあった
この靴どっかで見たことあるような?
俺は走り出した
そこで見たのは裸で泣いているいのちゃんだった
山田がいのちゃんに手を出そうとしたとき
俺の体は勝手に動いていた
ボコッ
俺は山田の顔を殴った
俺は山田に押し倒された
そんないのちゃんのまえでこんなこと
続く
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!