と、椿が嬉しそうに俺たちに見せてきたのは、
オシャレな帽子だった。
と、満面の笑みで言う椿。
康二くんの凄さは俺も知ってる。。
康二くんが関西の時から、その凄さは、
ずっと見てきた。
ダンスや歌の実力、存在感、知名度、人気度、
全てにおいて、
関西のTOPとして、先頭に立ちながら、
時には心を鬼にして厳しく、優しく、強く、
でも、決して威張ったりはせず、
いつも人の心とか立場とかに寄り添っている
関西メンバー皆の憧れの的であり
頼れる兄貴的存在。
充分すぎる実力を持ち備えながらも、
決して妥協せずに、
自分に厳しく、
休憩中など、
練習している漢気。
康二くんの後輩への叱りも、
自分の感情やストレス発散を爆発させたものでは
無く、
後輩の立場や気持ちに寄り添った叱り方なため、
反感を買うことも少なく、
ときおり、後輩が康二くんに、反抗して、怒りや想いをぶつけたりすることはあっても、康二くんは、
それを圧や言葉で押さえつけたりせず、静かに受け止めていた。
その後輩が、後ほど、楽屋で1人で、
「康二くん、ごめんなさい」と、泣いていたのを、何回か見たことがある。
だから、はじめは、
「康二くん嫌いだった」と言っていても、
「康二くん今は、大好き!!」となる後輩が多いのだろぉ。
もちろん、後輩からしたら、大先輩である怖さは、拭えないだろうが、
康二くんの人柄に触れて、
"大好き、憧れ"に変わるんだと思う。
そして、ただ誰にでも優しいだけではなく、
自分が嫌われ役に回っても、
自分にとって大切な存在を守るためなら、
伝えるべきことは伝える強さを待ち合わせてるため、同期からも先輩からも慕われる
まさに、根っからの万人に愛される存在。
そして、その心暖かい人柄は、
大人気グループ、スノーマンさんに入ってからも、
変わることはなくて。。
後輩の僕たちから見ても、
康二くんは、SnowManさんの方たちの中で
"姫であり、王子であり“という感じだ。笑
僕が大好きな憧れの宮舘くんも、
「康二が1番、心の距離が近いのかもしれない」
みたいなことを、おっしゃってたし、
目黒くんや、渡辺くん、ラウールくん、
深澤くん、岩本くんは、
康二くんに抱きつかれて嫌そうな顔をしたり、
口調で冷たく突き放したりしていても、
内心、満更でも無いのはバレバレで、本当はデレデレって感じで。。
阿部ちゃん、佐久間くんは、
たまにツンツンするが、基本、康二くんに甘々だし。。
特に距離感に関しては、
SnowManさんや、関西の先輩の方々や後輩の中では、いい意味で、
"康二くんだから許されること、"
というのが結構、多い気がする。
目の前の椿なんて、もう、康二くんにゾッコン、っていう感じだ。
僕は、そんな康二くんとの今の距離感、、
プライベートでの関わりはないが、
仕事場や稽古場で会えば、
何かしらの言葉を交わす関係、
から、ずっと変わらないと思っていた。
いや、変わらない方が良かったのかもしれない。。
こんな想いをしてしまうくらいなら。。
→続く












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。