第14話

嫉妬
64
2026/05/16 04:10 更新
②グループ
タクト
タクト
じゃあこっちはペアが〜
俺とりゅうき、はやととせいとでよろしくね
次々とダンスレッスンが進み、自由時間
ハヤト
ハヤト
ねぇ、さっきからなおのこと見すぎ
じゃない?笑
仲直りできた?
セイト
セイト
別にそんな見てへんよ
てか…とむ何で知っとん?
ハヤト
ハヤト
朝イチ、なおが「せいちゃんに避けられてる〜」って今にも泣きそうな顔で相談してきたんよ
あと昨日せいとイライラしてたから何かあったのかな〜って
セイト
セイト
そういうことか…
ごめんな心配かけて
ハヤト
ハヤト
大丈夫!2人が仲直りしたならそれでいい!
じゃ、僕たっくんに聞きたいことあるから行ってくるね👋
台風のように去っていったハヤト


取り残されたセイトだったが、さっきからナオヤ達の距離が気になって仕方ない
セイト
セイト
(なんなんあれ、距離近くない?身体めっちゃ触っとるやん!綺麗すぎて絵になるのも腹立つわ)
セイト
セイト
(やば、なんかえいきと目が合った気がするけど気のせいか?
は?ちょい待てよ、もう無理やッ )

ダッダッダッ





ガシッ
セイト
セイト
なお!!!ちょっと来いよ
えいき、なおに触んな
ナオヤ
ナオヤ
せ、せいちゃんっ!
エイキ
エイキ
(やっぱ怒らせたか〜まぁ後で謝っとこ
早くくっつけばいいのに)
セイトはナオヤの腕を引きながら足早に空き部屋へ移動した
ドンッ! ガチャ(セイトが鍵を閉める)
ナオヤ
ナオヤ
せ、せいちゃん…ごめん
セイト
セイト
なんのごめんなん?
触らせんなっつったよな?
ナオヤ
ナオヤ
ま、まさかキスされると思わんくて…
セイト
セイト
隙がありすぎんだよ!!
      ガンッ!


セイトは思いきり壁を殴った
ナオヤ
ナオヤ
だ、だめ!!!
セイト
セイト
は?
ナオヤはセイトの手を握った
ナオヤ
ナオヤ
だめだよ、せいちゃんの手は傷つけちゃだめ
ブレイキンの為に大切にしないと…
セイト
セイト
も、ちょ、ほんまにやめて
怒っとんの分かっとる?
ナオヤ
ナオヤ
分かっとるよ
けど手は…いや、手だけやない、せいちゃんの全部、傷つけてほしくない
ナオヤの真剣な眼差しからセイトは目を離すことが出来なかった
セイト
セイト
わ、分かったから、もう大丈夫やから離して
なんか俺ばっか嫉妬しとって恥ずかしいわ
握られていた手を離し、
どんどんナオヤを壁に追い込むセイト
ナオヤ
ナオヤ
せ、せいちゃん、待って
セイト
セイト
待たんよ?目の前であんなん見せられて正気でおれると思う?
ナオヤ
ナオヤ
ちょ、もう下がれんよ
ドン


逃げ場を塞ぐようにセイトの腕が伸び、ナオヤの背中には冷たい壁の感触が伝わった
セイト
セイト
なぁ…随分えいきと仲良さそうで
話しとるだけやのにあんなに顔真っ赤にしてさ、やっぱりえいきのことが好きなんちゃうん?
ナオヤ
ナオヤ
ち、ちゃうよ。顔赤くなったのは、セイトのこと話してたからで…その無意識に…
セイト
セイト
じゃあキスは?なんでキスされてたん?
ナオヤ
ナオヤ
それはほんまに分からん…デス
回避できんくてごめんナサイ…
セイト
セイト
なら…今、なおはえいきのことどう思っとん?
ナオヤ
ナオヤ
え、エスパー…
セイト
セイト
は?なんそれ。ふざけとる?
ナオヤ
ナオヤ
ふ、ふざけてない!えっと、気持ちはないよ、ほんまに。信じてせいちゃん…
セイト
セイト
……ふぅ…ごめんな、もうなおのことになったら気持ちが抑えられへん
なおのペースに合わす予定やったのに我慢できんくなっとる、ほんまごめん
セイトは壁から手を離し、ナオヤの頭を撫でる
セイト
セイト
なぁ、なお…
ナオヤ
ナオヤ
ん?
セイト
セイト
上書きしてもええ?ここ。
おでこを撫でながらナオヤを見つめる
ナオヤ
ナオヤ
…/////
う、うん、ええよ///
セイト
セイト
ふっ、ほんまリンゴみたいに真っ赤やな


微笑んで チュ とおでこにキスをした
ナオヤ
ナオヤ
/////
セイト
セイト
ほんま好きや、大好きやで
なおのことどうしようもないくらい好きや
ナオヤ
ナオヤ
うん…もう充分伝わっとるよ///
セイト
セイト
もっと知って?俺の気持ち
ナオヤの手を取り、手の甲へキスをした
ナオヤ
ナオヤ
ちょ、せいちゃん///
これ以上は無理!心臓持たんよ…苦しい
セイト
セイト
俺で苦しくなってくれるん?
それはそれで嬉しいけど
セイト
セイト
次はないからな?また嫉妬させたら強引にでも俺のものにするから。まぁそれまでに気持ち固めといたほうが身のためやな
ナオヤ
ナオヤ
んもぅ…///
セイトはナオヤの頬を軽くつまみ、ニヤッと笑みを浮かべながら去って行った
ナオヤ
ナオヤ
せいちゃんのバカ。もう気持ち傾いてるに決まってんじゃん…((ボソッ))
す、すき、せいちゃんのことが…///


言葉にしたら更に恥ずかしくなったナオヤ
しばらく熱が引くことはなかった

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