ーおらふくん視点ー
白い壁
白い天井
消毒の特殊な匂い
白いカーテンからは日光が差し込んでいた。
ここって、
病院?
横を見ると、ベッドに寄って子供のおんりーがすやすやと眠っていた
上手く話せない
すると、看護師が驚いた顔で、部屋を出て行ってしまった。
その後外がなにやら騒がしくなった。
部屋の中に医者と思われる人が入ってきた。
そうすると、医者は出ていった。
言われるがままに頷くことしかできなかった。
僕が、向こうにいる間にそんなに経っていたんだ。
淡々と告げられた事実を僕はただ受け止めるしかなかった。
僕は、未だに眠っている子供のおんりーの背中に、側にあった毛布を掛けた。
その言葉が暖かかった
『やっぱり、おんりーなんだな』
そう感じた。
そのとき、看護師さんが持っているブザーが鳴った。
おんりーの頬を見ると、涙が少し伝っていた。
その瞬間、目の前が光に包まれた。
次回:epilogue
明日 午後19:00公開













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。