やらかしました
土下座案件です すみません
※ 川上さん誕生日おめでとうございます
本当は吹部パロあげる予定だったのですが、
川上さん誕生日なことを思い出しました
吹部パロは来週に見送りです ... すみません
看守時代 ... でいいのかな?
さっしーは平気でたまーにかっこいいこと言う人なんです
こういう関係の川指が好き
CPのつもりはないんだけど 、 見る目線によってはそうみえるかも
そうなる場合 、 川指でも指川でもどっちでもいい
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川上 side
最近 、 何もかもがしんどい 。
家のことも 、 後輩のことも 、 教育も ... 。
うまくいかない 。
いや 、 教育はうまくいっているか 。
中島は凄い奴だから 。
少し抜けているがな ... 。
だからこそ 、 余計に自分が情けなくなる 。
ふと 、 胸元に視線が落ちた 。
ずっと前 、 彼奴と交換したばかりの緑色の布 。
「 心の拠り所も 、 全部作ってやる 」
そう言った彼奴の顔は 、 昨日の事のように思い出される 。
ゆっくり顔を上げると 、 そこには指原がいた 。
手に持っているものを俺に渡した 。
その手には珈琲 。
隠していたつもりだった 。
指原は 、 人のことよくみているのか 。
あれだけいつも頼りないくせに 。
二日酔いはするし 、 寝坊はするし 、
なんでこういうときだけ ... 。
胸の奥が痛んだ 。
気づかれたくないところほど 、 指原にはすぐに見抜かれてしまう 。
そう言って指原は 、 俺の隣に座った 。
本当に ... 、 なんなんだよ ... 。
その言動が妙に暖かくて 、
胸の奥で張り詰めていた何かが 、 ふっとほどけそうで 、
少し 、 安心しそうな自分がいた 。
いつもなら 、 何か言うはずなのに 、
今日は何故か 、 指原の声がまっすぐ心に入り込んでくる 。
ふと視線を上げると 、
指原のネクタイが 、 いつも通りひどく曲がっていた 。
… 頼りないくせに 、 こういうときだけ真っ直ぐで 。
そのギャップに 、 思わず苦笑が漏れる 。
気づけば 、 手が伸びていた 。
驚いた声を無視して 、 指原のネクタイを掴んで引き寄せる 。
結び目をほどいて 、 自然に結び直そうとした 。
指先に触れた布の温度が 、 思っていた以上に近かった 。
照れくさそうに 、 黙っている指原が 、
不思議と子供に見えて 。
でもそれが 、 少しだけ 、 ほんの少しだけ 、
愛おしく見えてしまった 。
指原が言葉を発した 。
結び直していた 、 俺の手を止めて 、
自分のネクタイをほどいた 。
突然 、 こちらに差し出してきた 。
意味が分からず固まる 。
それでも指原は 、 自身のネクタイを俺に押し付ける 。
差し出されたネクタイを握らされる 。
仕方ないな ... 。
そう思った瞬間 、 俺はゆっくり自分のネクタイに手をかける 。
首元の布を外し 、 指原に差し出した 。
ネクタイを握る手に力が入ってしまう 。
指原は 、 得意げでも優しくもない 、
だけどどこかまっすぐな顔だった 。
気づけば 、 小さく声が漏れていた 。
誰もいない部屋に 、 自分だけの声が落ちる 。
頼るって 、 そんなに簡単じゃない 。
弱音を吐くのも 、 甘えるのも 、 助けてって言うのも 。
全部 、 勇気がいる 。
ましてずっと 、 言うのは駄目だって思ってきた自分には 、 尚更 。
でも指原のネクタイは 、 確かに目の前にあった 。
布を指で挟み 、 軽く引き寄せる 。
結び目が 、 少し軋んだ 。
声にした瞬間 、 胸の奥がじんと熱くなる 。
涙じゃなくて 、 ただ苦しさが溢れていくようだった 。
それでも 、 あの日の指原の表情は鮮明すぎた 。
不器用で 、 真っ直ぐで 、 強引なくせに優しい顔 。
「 心の拠り所も 、 全部作ってやる 」
あのとき言われたその一言を思い出した瞬間 、
自分の胸の奥のどこかが 、 ぐっと熱くなった 。
ネクタイを握る手に 、 少しだけ力がこもる 。
返事なんか返ってくるはずがないのに 、
その名前を口にするだけで 、 どこか呼吸が落ち着いた 。
" 心の拠り所も 、 ぜんぶ "
指原がそう言ったのなら 。
今だけ 、 少しだけ __ 寄りかかってもいいだろうか 。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!