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第1話

小さな出会い
15
2026/09/26 16:49 更新
星宮 燈
……どうせ、また怒られる
燈は俯いたまま、家を出た。

夜だった。

行く場所なんてない。

だから、いつもの場所へ向かった。

誰にも見つからない場所。

古い廃棄場。

壊れた機械や、使われなくなった家電が積み重なっている。

燈はその隅に座り込んだ。
星宮 燈
寒い…、
その時だった
星宮 燈
……?
瓦礫の向こうから小さな電子音が聞こえた
ピッ…ピッ……
星宮 燈
な、なに…?
燈が近づく
そこに居たのは小さな一体のロボットだった
黒いフード
黒髪
胸元には古びたプレートが付いている
イオ
星宮 燈
…こわれてるかな、
燈が手を伸ばす
その瞬間_______
「起動システム 開始」
星宮 燈
え…?
緑色の瞳が、ゆっくりと開いた
イオ
………こんにちわ!ioはイオなんね!よろしくね!
イオ
……君の名前は?
星宮 燈
……燈
イオ
あかり!そうなんね!よろしく!
星宮 燈
…イオ、ここにいたら、捨てられちゃうよ
イオ
んー、多分もう捨てられてると思うんね!
にこにこしながらそう答える
星宮 燈
……、
イオ
どうしてあかりはここにいるの?
星宮 燈
……わたしは、その…、
イオ
……?
イオ
お家に帰りたくないんね?
星宮 燈
……、
イオ
……じゃあ、一緒に遊ぼうなんね!
星宮 燈
……!
星宮 燈
……うん!
この出会いで人生が大きく変わるなんてあの頃の私は思いもしなかった

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