- Sunoo side
怒ってリビングを飛び出して行った
自分よりも一回り小さい彼女の背中に
僕はそう一言投げかけた 。
最近仕事や職場での人間関係で
ストレスが溜まっていたとはいえ
喧嘩 .. をする必要はなかったと思う 。
僕の方が年上でおっぱだから
もっと大人っぽくいなきゃいけないのに 。
心が広くなきゃいけないのに 。
ほんと 、 自分って最低だ 。
誰もいないリビングで
そう言葉を吐いた時 、
僕の視界にあるものが飛び込んできた 。
ーーーーー
ー Your side
部屋に着いた瞬間
涙まじりの声でそう言葉を零しながら
自分のベットに体を投げ出した 。
一旦涙が溢れてくると
もう止めることはできなくなって
ゆっくりと布団に冷たい涙が染み込んでいく 。
全部 、 全部 、 全部 、
私が悪いってわかってる 。
おっぱは私を心配してくれてるのに
なんでこんなに冷たくしちゃって
挙句の果てには怒っちゃうんだろ ..
早く謝りたい 。
でも 、
こんな私を許してくれるのかな 。
静まった私の部屋に
ぽつりと言葉が放たれ
消えてなくなっていく 。
はずだった 。
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皆さん 、 お久しぶりです !
暫く更新できていなくてすみません 💦
9月の頭くらいから
メンタルが不安定になってしまい
勝手ながら1ヶ月間お休みしていました 。
でも今はだいぶ回復してきているので
ゆっくりになるとは思いますが
お話の更新を再開したいと思います !!
私がプリ小説にいない間に
お気に入りやリクエストの通知が沢山来ていて
とっても嬉しいです !
ありがとうございます !
ありがとうございます !!!
話が逸れましたが 、
これからも変わらず応援お願いします !!
ではまた次の作品で !
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!