___図書室の地下室にて。
楽しそうに笑うマドモアゼルちゃんと、指摘された通り不貞腐れた顔をしている宗さん。
そして、その2人と困ったように引きつった笑みを浮かべて向かい合って座るあなたちゃん。
何故なら___。
片腕に、しっかりと夏目くんが抱き付いている
から。
宗さんと夏目くんが揉めに揉めている時、ふと
あなたちゃんが私に向いた。
口の動きからして、こう言ったんだろう。
コクリとあなたちゃんは頷く___。
あなたちゃんが動こうとすると、怖いくらいの満面の笑みで夏目くんはあなたちゃんの腕を引いた。
あなたちゃんはオロオロと何度も宗さんと夏目
くんの顔を見比べ、私に不安そうな眼差しを向け、控えめに話を切り出した。
___最近分かった事がある。
あなたちゃんのエンジェルスマイルは何よりも場を治める力があるという事を…!!
そうして私たちは無事、教室へと帰って行ったのでした。
めでたしめでたし__っじゃない!!
___教室にて。
教室に戻ると、とんでもなくみんなに心配されていました。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。